メンバーからいじられる覚悟もしています(笑)

©2022「モエカレはオレンジ色」製作委員会 ©玉島ノン/講談社

――ジャニーズ事務所の後輩でもある浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)さんとも共演されましたが、撮影以外でのエピソードはありますか。

撮影以外でも消防士メンバー(鈴木仁、上杉柊平、浮所、古川雄大)でわちゃわちゃしていることが多くて、浮所は結構、メイキング映像を撮るのとかを頑張ってくれていました。みんなが映れるように率先して動いてくれたり。

僕とまともに話すのも初めてだったし、他の共演者も初めましての方が多い中で、元気という役のキャラクターのようにムードメーカーとして動いてくれて。弟キャラみたいな感じがかわいかったですね(笑)。

ただ浮所に限らず、みんなが「これをやったら楽しくなるんじゃないか」とか、「こういうふうに言ったらいいんじゃないか」みたいなのをやっている現場で、すごく思いやりに溢れていたので、この期間で終わってしまうのはもったいないな、寂しいなって。これだけ楽しいメンバーとせっかく出会えたのに……って思うような現場でした。

――本作の主題歌はSnow Manの「オレンジkiss」です。最初に聴いたときはどんな印象がありましたか。

「これが『モエカレ』の主題歌だよ」って言われずに聴いたとしても、「この映画にめっちゃ合うな」と思うくらいハマっている感じがしました。エンドロールで流れるところが想像できました。

爽やかな感じもありつつ、言葉で伝える優しさもあり、映画に寄り添っている感じがして。主演をやらせていただいて、主題歌までやらせていただけることが純粋に嬉しかったです。

――レコーディングのときは映画の情景を思い浮かべたりもしましたか。

思い浮かべたりもしたんですけど、浮かべ過ぎてもという気持ちもあったので、程よくだな、と思いながらやりました。変に意識してしまうとできなくなってしまうので、そこはちゃんとアイドルとして歌いました(笑)。

――この曲に対してのメンバーの皆さんの反応は?

まだメンバーは映像をちゃんと観られていないんですけど、「すごく合ってるんじゃない」という感じでした。だから確信はまだ僕しかついていないんですけど、これから主題歌がついた予告が流れたりするようになれば「すげー合ってる」ってなってくれるんじゃないかと思います。

ただ公開が近づくにつれていろんな情報が出てくるので、メンバーからいじられる覚悟もしています(笑)。

――いじられる前提なんですね(笑)。

準備はしています(笑)。

――特に誰を警戒していますか。

深澤(辰哉)ですね(笑)。ふっか(深澤)と(向井)康二で(シーンの)再現をしそうな気がするし。意外とラウールとかもつついてきそうな気もするんですよね。僕が「やめてよ」って言うのをわざと楽しむ気がして。あいつら最近ちょっと良くない(笑)。

――(笑)。でも映画の出演が決まったときは喜んでくれたんですよね。

はい、もちろん喜んでくれました。

――ラウールさんが主演を務めた映画『ハニーレモンソーダ』の主題歌「HELLO HELLO」から始まって、これで4作連続のメンバー主演作の主題歌になりますね。

ふり幅がすごいですけど(笑)。とてもありがたいことだと思っています。