初めての冬のワンマンライブは「ロマンチックな公演に」

BUDDiiS 撮影/友野雄

――12月にはLINE CUBE SHIBUYAで「BUDDiiS vol.04 – WiiNTER LAND - 」が行われます。どんな公演になりそうですか?

FUMINORI 毎回、「楽しい」を掲げて作っていますけど、「あれ、そんなかっこよかったっけ」みたいなところをプラスαでつけていけるようなステージ演出になっている気はします。

楽しいはもちろん、かっこいい僕らも見ていただけたら、よりアーティストらしさだったりとか、パフォーマンスの振り幅が大きかったりとか、プロとしての存在をしっかり提示していけたらな、というライブになるんじゃないかなと思います。

FUMIYA ちゃんとびっくりがあります。個人的には今までとまた違う部分が結構あるので。「こんなBUDDiiSもありだな」って。曲の世界観がやっぱり強いと思うので、このライブは「グループとして」ということがでっかいテーマになると思います。

左から)FUMIYA、SHOOT 撮影/友野雄

――中野サンプラザ、横浜武道館、Zeppツアー、そして12月のライブと1年大きな変化があったと思います。改めて、今年はどのような武器を手に入れたと思いますか?

SEIYA 自分の踊りも手元まで意識して大きく踊ってみせたりとか、会場全体に僕のエネルギーが行き渡るように、ということを認識しましたね。「WiiNTER LAND」では今年やってきたものを全部そこにまとめて、一番いいものができたらな、と思ってます。

FUMIYA ツアー9公演で、ひとつひとつ、今日の公演はこれを頑張ろうとか、ここ意識してみよう、って取り組んだんですけど、それで自分に足りないものが感じられました。それをいろいろすり合わせていったら、自分が今どんなパフォーマンスが求められてるのかとか、どれがみんなが一番みたい姿なんだろう? ということを考えられたので、次のライブはそれを発揮できるのかなと思って、楽しみではあります。

HARUKI キャパは大きくなっているんですけど、ライブの回数を重ねるごとにバディとの心の距離は近づいていっているはずなので。よりバディに自分たちの最高のパフォーマンスを、パワーアップした姿を見せられるようにしていきたいです。

SHOOT ドラマの活動もあって、今年の後半は特にバタバタで覚えることも倍以上になっちゃって、自分的にもキャパオーバーしちゃうぐらい頭をフル回転したんですけど。だからこそもっともっと頑張ろうって思えるし、そこでみんなが支えてくれた部分はあるので、メンバーにもファンの方にも感謝しつつ、どれだけ会場が大きくなってもやることは逆に僕は変わらないと思っています。

小さかろうが大きかろうが僕は大きく踊ったり、歌うし、配信の人にもちゃんと届くようにやることを心がけているので、いい意味で変わるところは変わって、変わらないところは変わらずで支え合っていけたらなと思います。

MORRIE SHOOTはドラマとかで忙しいし、ありがたいことにBUDDiiSに還元してくれてるところもあるんでこのチャンスを無駄にしないように手にしたいですね。1人でも多くの人に知ってもらう機会をSHOOTが今作ってくれてる。ここをうまく利用するじゃないんですけど、いいパフォーマンスを、ね?

FUMINORI うん。責任感みたいなものは全然変わっていて。やっぱり1年経つとまるで違うな、というのは思いますね。ありがたいことに母数が増えてくると、それだけ観てくださる方も増えます。なので、僕はMCだったりとかもお客様が不安にならないように気持ちいい温度感だったりとか、気持ちいい空気感作りはするように心掛けているので、安心してライブを楽しみにしていただければ。

TAKUYA ライブとかステージを楽しむ感覚が、今年一番変わってきてるなと。やっぱり結成したときは無観客で配信だけっていう中でもすごく緊張してた記憶あるんですよね。でもちょっとずつ有観客になって、配信もありつついろんな人に見てもらえるようになって、その中でライブ形式が本来の形に少しずつ戻ってきてると思うんです。

その中で今年1年、ライブの楽しさをより感じられるようになったと思うので、この感覚を持ちつつ、この先も多くの人に喜んでもらえるように、自分もたくさん楽しみつつ、みんなを楽しませるパフォーマンスができたらな、と思っています。

KEVIN 横浜武道館でステージが大きくなって、しかも舞台セットで船とかがあって、そこに合わせて曲を作ったので、会場に入ってからすごいテンションが上がったのを感じて。求めていたのこれだ!みたいな。そこから気持ちがぐっと上に向いたのは感じています。

それからツアーを経て、最初は僕たちで作ったステージがもう手に負えないぐらいの規模感になってきているので、スタッフさんと二人三脚でやっていかないといけないな、ということもすごく感じていて。そのためには自分たちの意思もちゃんと伝えなくちゃいけないし、伝えてくれてるものを感じないといけない。そういうことは先に向かうためには大事なステップアップになったのかなと思いますね。

YUMA ステージに立ってるだけで、いっぱいいっぱいだったりすることも多かったんですけど、やっぱツアーなどを通して、大きな会場でやるようになったのもそうですし、ステージに立つということに、余裕が出てきたっていうか。表情だったりに、意識をちょっとずつ向けられるようになってきたというのがあります。全体的にパフォーマンスに集中できるようになってきました。

SHOW グループとしてもそうなんですけど、すごい記憶力がよくなったな、って思っています。それこそ横浜武道館はその前の中野サンプラザから1カ月半で覚えなきゃいけなかった部分があったんですけど、最初は覚えるのに必死だったのに、覚えも早くなったりとか。

演出を変えたところから、元に戻したりするときもあって、そういうのもすぐ思い出してできるようになっていて、よりパフォーマンスを深める時間というか、みんなでしっかり揃える時間とかも作れるようになってきたので、より良いライブができるようになってきてるなっていうふうに思います。

MORRIE パーマの持ちも良くなったもんね。

SHOW 全然落ちないんですよ。

MORRIE そっちの記憶もよくなったよね。

――では最後に、LINE CUBE SHIBUYAでの公演に向けて、期待が高まるような一言をお願いします!

FUMINORI 冬のワンマンライブは初めてなので、そこは期待膨らませてくれたら、多分ワクワクすると思うので。ロマンチックな公演にしましょう!

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BUDDiiSサイン入りポラ

大阪府出身。大学卒業後、フリーランスのライターとして執筆活動を開始。ゲームシナリオのほか、インタビュー、エッセイ、コラム記事などを執筆。たれ耳のうさぎと暮らしている。ライブと本があったら生きていける。