茨城県は栗の名産地。栽培面積・生産量ともに全国1位。
栗のスイーツといえばモンブラン、と言いたいところですが!栗のジャムが絶品のお店をかすみがうら市で発見。
看板には「マロンソフトクリーム」の文字。
いったい、どんな味わい?
気軽に一般の人も立ち寄れる「四万騎農園」では、店舗でしか食べられないこのマロンソフトクリームをはじめ、美味しい栗がいっぱいでした。
大正八年から続く栗専門農園
「四万騎が原(しまきがはら)」というのは土地の名前。
源頼朝の4代前の先祖・源義家(八幡太郎義家)が、奥州遠征(後三年の役)の途上、集めた馬の訓練をここで行ったといいます。
4万頭もいたのでしょうか。
そんな平安時代からある広大なこの土地に、兵藤(ひょうどう)さんは大正時代に栗農園を始めました。
関東ローム層の土を改良、苗の育ちを研究し、15ヘクタールに及ぶ畑を作り上げたといいます。
農園併設の店舗では、生栗や自家製の渋皮煮、栗ジャムなどさまざまな商品を一年を通して販売。
茨城県かすみがうら市のふるさと納税返礼品や通販でも手に入れられますが、店舗でしかたべられないマロンソフトクリームが絶品です。
贈り物に最適! 試食して好みの味のジャムを探して
評判を聞きつけ、贈り物にしようと店舗へ。
電車では行きにくい場所ですが、車で農園に伺うと、立派な石造りの塀に囲まれた蔵などが見えてきました。
入りにくい雰囲気かと思いましたが、道路沿いの「マロンソフトクリーム」の看板を見て、このまま入っていいのだな、と吸い込まれて行きます。
ショップに入り、ガラスケースを見て悩んでいると、ご主人が試食用のマロンジャム3種とクラッカーを出して下さいました。
「プレーン」「オー・ドゥ・ヴィ」「ラム」
プレーンは栗の味がしっかり、でも甘すぎずでもちろん美味しい。
私はブランデー風味の「オー・ドゥ・ヴィ」が気に入りました。
「ラム」もラム酒の芳醇な香りがして、レーズンバターと一緒にパンに塗りたいお味。
好きな瓶を選んで、箱に入れてもらい発送。自宅用にも購入。
送った先方も食べたことがない味わいとのことで喜んでいただけてなにより。
濃厚な栗のソフトクリーム
梱包してくださっている間に、マロンソフトクリーム(430円)を注文。
ここでしか食べられないアイスです。
冷たすぎず濃厚でおいしかったー!
コーンもサクサクです。