腹筋トレーニングの方法

一般的には仰向けになり、両手を頭の後ろで交差させ、足を上げずに上体を起こすという方法が多いと思います。

しかし、やり方によっては腰を痛めてしまうこともあるので、どのような方法で腹筋を鍛えるか、どれくらいの回数がちょうどいいかなど、しっかり確認し、無理のないように進めていきましょう。

 

・クランチ
腹直筋をメインに鍛える方法。腹筋を縮める動作によって筋力アップします。

やり方としては、足を台に置いたり、宙に浮かせるようにして、手は頭の後ろかお腹の上に置き、おへそを見るような感じで上体を丸めて起き上がります。


・レッグレイズ

お腹の下側の筋肉をメインに鍛える方法で、床に仰向けに寝て、両手を頭の下で組み、両脚を上にあげ、腹筋下部に負荷がかかっていることを確認し、足をゆっくり下ろします。

このとき、足をあげる角度は45度くらいがよいとされています。


・V字シットアップ
あお向けに寝て、両手を頭上にまっすぐと伸ばし、体を一直線にします。そして、英語のVの字の形になるように両手で、つま先をタッチするように両手とつま先を持ちあげます。お尻や骨盤部分の骨が痛い場合は、下にクッションを敷くとよいかもしれません。

こちらはちょっとハードなので、他のトレーニングである程度腹筋がついてからやるのがよさそうです。

 

また、腹筋を鍛えると、腹式呼吸がしやすくなるので、精神的にも落ち着き、身体的にも健康になれるのだそう。当然ですが、お腹周りに筋肉が付いていれば、大切な内臓も守ってくれることになります。

最低限の腹筋を作る、引き締まったボディを手に入れる、など、目的は人それぞれかもしれませんが、腹筋をつけ正しく機能すると、色々な効果があることがわかりました。

ここまで読んでみても、決して目新しい内容ではないと思います。それでも、実際に、日々の生活に腹筋トレーニングを取り入れている人は、そんなにいないのではないでしょうか。

学生時代の部活などでやったような「辛いトレーニング」としての位置づけとしてではなく、体や体の中を心地よく、快くするための習慣として、無理なく少しずつ筋肉を作っていくことを始めてみませんか。

さあ、今日から『無理なし腹筋』をはじめましょ!

FMラジオ放送局、IT系での仕事人生活を経て、フリーランスモノ書き。好きなものは、クラゲ、ジュゴン、宇宙、絵本、コドモ、ヘンテコなもの。座右の銘は「明日地球がなくなるかもしれないから、今すぐ食べる」。木漏れ日の下で読書と昼寝をする生活と絵本に携わることを夢見て、日々生きています。