もちろん、総北と箱根学園の同じ1年生同士で、ライバルであり、友情を築いている坂道と真波の物語は素晴らしく、2人のぶつかり合いには胸が熱くなります。ライバルがいるから頑張れる、ライバルがいるから強くなれる。この王道であり、皆が見たかった物語はあなたを『弱虫ペダル』にハマらせる事間違い無し。ネタバレになるので書きませんが、ラストの展開は手に汗握る対迫力です。

個人的にイチオシのイケメン選手は京都伏見の石垣!
 

石垣は3年生でありながら、1年生の御堂筋に主導権を握られており、彼の勝利への執着心に複雑な心境を抱いています。しかし、誰よりも御堂筋の実力を認めており、自分の足がダメになった時も「お前には未来がある」と送り出します。この石垣という自己犠牲キャラを見事に演じきった、松村龍之介さんの美形っぷりに注目を!

「お客様に汗をいっぱい飛ばします!」キャストメッセージ

それでは最後に、ゲネプロ後に行った囲み取材でのキャストコメントをご紹介します。

小野田坂道役/村井良大:第一作目を上演した「インターハイ篇をやりたいね」と皆で話していたので、実現出来てビックリしています。とても幸せです。舞台が初めての方でも楽しめる内容となっていますので、ぜひ観に来てください。

今泉俊輔役/太田基裕:第一作目から出演させていただいていますが、回を重ねるごとに大きくなっているなと感じています。キャスト、スタッフ、関わってくれたたくさんの人の想いを乗せて演じきりたいです。

鳴子章吉役/鳥越裕貴:生で舞台を観ると、熱量と汗がハンパないです。今回の物語は「鳴子劇場」という笑えるシーンもありますので、楽しみにしていてください。

荒北靖友役/鈴木拡樹:僕は部活動でインターハイに行っていないので、今回擬似的に体験させていただいて感動しました。彼にとっても僕にとっても一度しか無いインターハイ。これからもどんどん続編につながる様に頑張りますので、応援よろしくお願いします。

真波山岳役/植田圭輔:我々もこの舞台が大好きなので、気合いしかありません。いっぱいお客様に汗を飛ばして頑張りますので、観劇では無くて観戦するつもりで来てください。

© 渡辺航(週刊少年チャンピオン)2008/弱虫ペダルGR製作委員会
© 渡辺航(週刊少年チャンピオン)/マーベラス、東宝、ディー・バイ・エル・クリエイション

舞台『弱虫ペダル』公式HP