ぐっすり寝てる間に…

おやつやオモチャに頼らずにスムーズに移動するアイデアも。

「長距離移動のときは、わざと夜遅くに出発することも。渋滞も避けられるし、子どもたちが寝ている間に移動できるので」

スケジュール的に可能なら、このように時間帯を調整するのも賢い方法ですね!昼間の移動で子どもたちがはしゃぎすぎて毎回大変な思いをしているママパパは、一度検討してみてもよいのでは?

ペットボトルが大活躍!?

退屈によるぐずり回避の策はここまでにいろいろ登場しましたが、では、トイレ対策は?

「出発前に必ずトイレに行かせて、車移動中も、2時間を目処にトイレ休憩を挟むようにしています。うちはこの方法で、これまで特に困ったことはありません」

やはりこまめにトイレに行かせるのが基本のよう。ほかに、「パンツタイプの紙オムツが入るうちは、念のため履かせて出かける」というご意見も出ました。

ただ、気をつけていても、ときには渋滞で何時間も車内に閉じ込められてトイレ休憩がとれない状況に陥る可能性も……。

3人兄弟のママが、そんなときの奥の手を教えてくれました。

「さすがに『うんち!』はないけど、急に『おしっこ!』となったことは何度かあります。我が家は男の子ばかりなので、緊急事態のときは空になったペットボトルを使用!で、一人がペットボトルで用を足すと、もう一人も使いたがるという… (笑)」

男の子にとって、ペットボトルはトイレに最適!? ペットボトルにおしっこした兄弟が羨ましくなるほど使いやすいことは間違いないようですね。

その後、使用済みのペットボトルを間違って飲まないように注意したいものです。

ちなみにこのママは、さらに重大な事態に備えて、車内に携帯トイレを常備しているそうです。携帯トイレは100円ショップでも販売されているので、いざというときのために入手しておくと安心ですね。

以上、今回は、子連れ車内でのトラブル回避策&緊急時のエピソードを紹介しました。

子連れでの移動はドキドキハラハラもの。途中でトラブルが発生すると、目的地に着くまでに疲れ果ててしまいますよね。子どもに合った退屈しのぎの手段&トイレ対策で賢くトラブル回避して、子連れ旅を慌てずゆったり楽しみましょう!

京都在住ライター。私大文学部を卒業し、会社勤めを経てフリーライターに。東京都内で活動した後に、京都市左京区に引っ越し出産。その後は京都で子育てをしながらライター業を続ける。インタビュー・取材記事をはじめ、カルチャー、ヘルスケア、生活などのジャンルで幅広く執筆。