「みんなでワイワイ プチオコ&プチピザ」は、プチサイズが嬉しい。

「みんなでワイワイ プチオコ&プチピザ」は、ホットプレートで焼くことができる大人数向きのメニュー。

オタフクソースの米粉を使った『KAKOMUごはん「お好み焼たこ焼の素」』や、『1歳からのノンエッグマヨ』、『1歳からのケチャップソース』というような、乳児からも安心して使うことができる材料が使われています。

『1歳からのお好み焼き粉(米粉)』は、「米粉でつくる白いパンケーキ」でも使われており、デザートまで幅広いメニューに対応できます。

食物アレルギーの子どもを持つ家庭の保護者からは、「アレルギーのない家庭と比べると、料理を作るのに時間がかかるのが悩み」という意見も。

そのため、野菜を切って混ぜるだけでできるような加工食品などバリエーションがもっと増えてほしいという要望もあるそうです。

食品メーカー各社の代表によるトーク。

「各社の得意分野が違うからこそ、お互いにない部分を補い合えています。

1社では実現できなかったことを形にできるので、4社が集まった意義を感じています」とオタフクソースの田中さんが語っていらっしゃったのが印象的でした。

食物アレルギーをもつ人は国内に1200万人以上いるとされていますが、まだまだ市販のアレルギー配慮食は少ないと言えます。

アレルギー対応の食品は使用できる原材料が限られているため、通常の商品よりも風味を出すのが難しいそう。単調になりがちなアレルギー配慮食ですが、それぞれ異なる分野を得意とする4社の商品を使用することで、レシピやアレンジの幅を広げるのが今回の4社協力の狙いです。

アレルギー配慮食品は、特定原材料7品目不使用とわかるパッケージを取り入れているため、食物アレルギーを持つ保護者にとっては、アレルギー配慮食ではない商品と、間違いを起こしにくいメリットがあります。

ハウス食品の山本篤志さんによると、「スーパーなどでどこに置かれているのかわかりづらい」ことや、販路の少なさが課題点と言えます。

しかし、安心してすべての子どもたちが一緒に食事がとれるように、今後も、このような食品メーカーの垣根を超えた取り組みが増えるのを、願うばかりです。

食の安全は、パッケージなどですぐ確認できメニューやレシピが増えれば、食物アレルギーを持つ子どもも、ほかの子ども達と一緒に食事を楽しめるようになれるのではと思います。