6:生まれた直後に月経もある

女の子の場合、生まれたばかりなのに「月経」があることがあります。おむつに血がついていたら、どんなママでもきっとビックリしてしまうはず。

子宮にいる間、赤ちゃんはママが妊娠中に体内に生成した女性ホルモン、エストロゲンにさらされています。その女性ホルモンの影響で、新生児の子宮内膜が月経のときのような状態になることがあるのです。

だいたいは生後1週間程度で収まり、まったく普通のことです。

7:男の子なのにおっぱいが出る

新生児は、おっぱいを出すことすらあります。

子宮にいる間、母親の女性ホルモンにさらされている赤ちゃん。そのホルモンが赤ちゃんの乳腺細胞を刺激して、ごく少量のおっぱいのような成分を作ることがあるのです。これは「魔乳」「奇乳」と呼ばれ、女の子だけでなく、男の子にも見られる現象です。生まれて数日で収まるなら完全に普通のことで、何も心配はいりません。

生まれたばかりの赤ちゃんは、まさに神秘的な存在。うんちも白っぽくてミルククッキーのようなにおいで、とてもうんちとは思えません。それがだんだんと黄色くなり、茶色くなって大人と同じかたち、においになっていくのです。赤ちゃんのころの成長は本当にめまぐるしく、日々変化しています。

それだけに、大人にとっての「普通とは違う」状態が赤ちゃんにとっては普通のことなのか、それとも異常なのか。それを判断するのは、本当に難しいものです。

赤ちゃんが生まれたてなら、「ママ」も生まれたて。そう前向きにかまえて、赤ちゃんの日々のようすをしっかり見つめながら、一日として同じことのない毎日を楽しみたいものです。

 

<参考記事>

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ライター。業界紙、エンタメ系雑誌記者を経て、現在フリーランス。日々の暮らしに「へぇ〜」のアクセントを提供したいと日々勉強中。関心あるテーマは教育、お金、哲学。好きな本のジャンルは児童書・YAで、特技は物語の世界に入りこむこと。