EXOの単独コンサートは約1年半ぶり
現在、5度目のワールドツアーの日本公演、「EXO PLANET #5 - EXplOration - in JAPAN」を開催中のEXO。
ワールドツアー「EXO PLANET #5 - EXplOration -」は、7月19日のソウルを皮切りに、香港、マニラ、シンガポール、バンコク、台北を周り、日本に上陸した。
10月11日のマリンメッセ福岡から、12月22日の宮城・セキスイハイムスーパーアリーナまでの4会場全10公演の日本ツアー。
今回は、横浜アリーナ公演(10月22日)の模様をレポート!
日本でのEXOの単独コンサートは、2018年の「EXO PLANET #4 - The EℓyXiOn – in JAPAN」以来、実に約1年半ぶり。
日本ツアーのために約2年ぶりとなる日本オリジナルの新曲『BIRD』を用意して歌ってくれたのは、嬉しいプレゼントだった。
12月までツアーは続くので、ネタバレしない程度にお伝えすると、ライブは『Tempo』『Love Shot』など、昨年12月にリリースされた韓国アルバム『LOVE SHOT』の楽曲を中心に、『Growl』『CALL ME BABY』などおなじみのヒット曲で彩られている。
また、ウィンタースペシャルアルバムに収録された懐かしの曲や、メンバーそれぞれのソロ曲やユニット曲など、バラエティに富んだ選曲で約3時間という長丁場を楽しく見る事ができる。
印象的だったのは、メンバーひとり一人が心からライブを楽しんで、その楽しさをファンと共有しようとしていた姿。
どんなときも場を楽しくするチャンヨルは、「1年半ぶりに(日本ツアーに)やってまいりました。ツアーでは初めての横浜アリーナ。全力で遊びましょう!」とオープニングからテンション高めで、曲の最中でもニコニコ。
また、「昨日は雨だったけれど、今日は僕のパワーで雨を止めました」とスホは自身の特殊能力設定を用いた冗談を言って笑わせたが、メンバーたちが何かしゃべるごとに、日本語が堪能なチャンヨルとベクヒョンのビーグルコンビが日本語でガヤを入れてトークを盛り上げ、メンバーたちもそれにつられておしゃべりが弾む。
クールなカイも、「とても楽しくて、最初のステージからテンションが高かったです。皆さんを見ていると幸せになる。ひとり一人を見るのに10時間は必要だから、時間が足りないです。今日のことは楽しい記憶として残ります」とキラキラの笑顔でコメントしていた。
今回のステージは“神席”が多い構成
今回のステージは、メインからセンターまではまっすぐの花道が、センターからバックステージまでは円形の花道が伸びており、いわゆる“神席”が多い構成で、ステージと客席の距離をより近く感じさせる。これは見ている方も、見せる方も、テンションが上がる作りだ。
チェンは、「4年前のFCイベントと、EXO-CBXのコンサートもやったけど、横浜アリーナでEXOとしての初コンサートができました。“初めて”って大切なことだと思うんです。
今日、皆さんのおかげで初めてを幸せに過ごすことができました。一緒に過ごした時間を、幸せな記憶にしてください」と語っていた。
セフンが「横浜アリーナの客席でEXO-CBXのコンサートを見たのが新鮮でした。今日も良いエネルギーをもらえました」と語ったように、ファンの間では“伝説”となっている「EXO-CBX “MAGICAL CIRCUS” TOUR 2018」の楽しい記憶がファンにもメンバーたちにも良い思い出になっているよう。
ベクヒョンも「CBXを思い出しました。今回はEXO本体で公演できたのでなおさら楽しい。EXOはみんなでいるときが、一番輝けるから!」と加え、楽しい記憶はこの日、さらにアップデートされたようだ。