いつまで絵本の読み聞かせを続けるか
そうなると、子どもが学校に上がったらバリバリ読書させたくなりますよね。
でも、ちょっと待ってください。小学校1年生になったからといって急に「一人で読書しなさい」と突き放してはなりません。まだ、ママの胸に抱かれて本を読んでもらいたい年齢なのです。
小学校3年生くらいまでは、子どもにリクエストされたら読んであげましょう。心配しなくても、親の見ていないところではちゃんと自分で読書しています。小学校高学年になっても「ママ、本読んで」と言ってくる子はあまりいません。
それから、文字が読めることは読書するために欠かせない条件です。そこで「読書させよう」とひらがなや漢字を一生懸命教えるママがいますが、実はこれだけでは不足です。
子ども自身に「本を読みたい」という動機がなければ、残念ながら本の虫にはなりません。
この動機は幼い頃から絵本をたくさん読んでもらって「本って面白いな」「自分の知らない世界を経験できて楽しいな」と感じさせることで生まれてきます。
最後に
芦田愛菜さんは「小さい頃から両親がたくさん本を選んできてくれたので、読書はすごく身近な存在でした。歯磨きとか、お風呂とかと同じような感じ」と発言しています。
歯磨きしないと虫歯になる、お風呂に入らないと不潔になる、食事をしないと栄養失調になるのと同じように、絵本の読み聞かせも習慣化しましょう。
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