二期はねぇ…、比べられてね。でも、当時はそこまでの感覚はわかっていなくて。毎日、仲間たちと歌って、踊って、劇場公演が楽しかった。だから、お客さまがいないことも、悲しいっていう感情ではなかったんです。

でも、後々、当時のスタッフさんから「二期はなぁ、すぐお客さん減ってったもんなぁ。最初は満席だったのに、すぐに50人くらいに減ってったもんなぁ」って聞いて。そう言われるんですけど、楽しかったから覚えてないんです。あははは!

でもそこから、「自分たちのファンをつかもう」って、がんばっていたのは覚えてます。だけど、苦しかったとか、当時はあんまり感じてなかったですね。同じ思いの仲間たちが、一緒にいることが大きかったのかな。

私って、初期の頃の思い出だけは覚えてるんです。超多忙だった、それこそAKB48が有名になったときの記憶って、あまりなくて。その頃を誰かに話されると、「あった、あった」って、鮮明には思い出せるんですけど、どういう風にしていたかまでは記憶になくて。

逆に初期ぐらいのときに戻っちゃった方が、今みたいに思い出して話せることがあったりするんです。それがどうしてなのか? 思い出さないように自分で鍵をかけているのか、本当に忘れているのか、いまだにわからない!(笑)

--アイドル時代の超多忙なサイクルで事が進んでいくと、記憶に残りにくいのかもしれないですね。

いや…、私って、記憶力すごくいいタイプなんですよ。なのに、5、6年間の記憶がスカッと抜けてるのは、どうしてなのか。性格に難があるからかな? 「ミラチャイ」が始まってからは、確かにアイドル時代の記憶はあるんですけど、その前の全盛期の記憶がない。

--ちょっとずつ掘り起こすしかないですね。

優子あたりを呼んでこないと思い出せないかもしれない(笑)

優子は記憶力めっちゃいいから。本当は、一昨日くらいに心友トリオで「才加のお祝いで会おうよ!」って、言ってたんです。だけど、優子がぎっくり腰になっちゃって。

--まさかのぎっくり腰ですか!? それはさぞ、痛いでしょう。。

バックナンバー