…と言っても、私もともも今の時期、外で会うのは控えているので、彼女のお家に行って家の中で歌っているだけなんですけど(笑)

--それも確かにリハーサルです!

彼女が飼っているペットたちが、お客さんになってくれて、猫ちゃん2匹と、ワンちゃんが見ている中でリハーサルをしてきました。

--逆にこういう機会じゃないと、そういうリハーサルスタイルもないですね。

そうですね。本当ならスタジオを借りたりして、本格的なことをやって本番に臨みたいくらいなんですけど、今、そういうのは難しい状況だから。

--ふたりの間柄じゃないと成立しないスタイルですね。

そうなんですよ。だから大変なんですよぉ。「さえともだからできるよね」って言いながらリハーサルしました。私たち、すごくこだわりがあるからだと思います。彼女はずっとライブをやり続けているので、

「アプリを通したときに、自分たちの歌声がどう聞こえるか」

を、すごく考えてくれていて。

--佐江ちゃんとのオンライン取材のときも、生で声を届けるのと、機械を通して声を届けるのとではまた違う能力を問われるんだと、難しさを感じました。(第15回)(第16回)(第17回)

これまでテレビやファンクラブイベントでも、当たり前のように何も気にせず、マイクを通して歌わせてもらったり、トークしたりしていたけど。テクニカルなことまで意識して考える必要があるのは、配信ならではなんだって実感してます。

--相手側の視聴環境にもよりますから、難しいところですね。

そうですね。今後の「MIRROR-E-STAGE(ミライステージ)」で、他のタレントさんがどんなことをするかは、皆さん考え中だと思うんです。

歌だけを提供する配信番組ではないので、トークだけとか、コロッケさんのものまねチームの方たちとコラボする方もいるかもしれません。

ただ、私たちは質のいい歌を、曲を届けられることを、ひとつの目標にしています。本番は失敗しちゃってるかもしれないけれど…。

スタッフさんと打ち合わせをさせていただいて、万全を尽くしていますけど、配信サービスだと視聴してくださる方の人数によっても、重さが変わってきちゃったりすることもあると思うから。

--お客さんが入った状態でテストできないですからね。

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