りりあ。 撮影:石丸敦章

幼少の頃から歌うことが好きで音楽は毎日聞いていた

お父さんが歌うことが好きだったそうで、その影響もはじめは強かった。これまでどんな風にエンタメを楽しんできたのか。自身が“天使の歌声”と称されることについて聞くと、意外な答えが返ってきた。

「歌声は好きでもないし、嫌いでもないんですけど、自分で聞いて嫌になることはあるから嫌いに近いかもしれない(笑)。歌に目覚めたのは、お父さんが歌が好きだったことも大きいです。その影響で幼稚園や保育園の頃から美空ひばりさんの曲を聞いていました。

歌うことが大好きで、昔から歌をよく口ずさんでいたみたいです。音楽はYouTubeやネットで聞くことがほとんどですが、好きなアーティストのCDは買います。お母さんの影響でよくライブにも行っていました。

back numberさんや清水翔太さん…弾き語りだけでなくいろんなライブに行ったし、『HUG ROCK FESTIVAL』や『ap bank fes』といったフェスにも行きました。お母さんが好きなアーティストのライブについて行くことが多いですね。

映画は洋画もアニメーションも見るし、最近はマーベル作品をアクション映画が好きで見てました。いつか映画の主題歌とかも担当できたりしたら嬉しいな」

りりあ。 撮影:石丸敦章

大好きなコレサワさんに憧れて

メディアへ顔出ししない理由は、歌詞に注目して欲しいという理由も大きいが、大好きなアーティストの影響もあったようだ。

「歌うことが好きだったので、弾き語りならピアノかギターだろうと思ったんですけど、ピアノは続かなくて。ギターを4年半前にはじめました。ギターは独学なので知ってるコードはまだ少ないんですけど、はじめたきっかけはコレサワさんでした。“成長しないなぁ”と思いながらも練習しています。

最初はYouTubeを見て好きな曲を練習してましたね。手書きのプロフィール画像は、TikTokをはじめた時に好きな芸能人やアニメの画像にしたかったんですけど肖像権の問題もあるので辞めて(笑)、3秒で書いた自分の似顔絵です。

アプリを使って指で書いたんですけど、ずっとこれが安定しているので変えるタイミングを見失いました。コレサワさんやヨルシカさんであったり、影響を受けたアーティストが顔出ししていない人も多くて、今後も顔出しはしないようにしたいです」