「観劇の秋」ですね!
最近、ふたつの舞台を観に行って、やっぱり、映画やドラマでは、なかなか見えないし、感じられないものが「生」のエンタテインメントからは伝わってくるなって、すごく感じました。
勝手な想像ですけど、お客さまの観劇できる喜びも感じるし、演者さんたちからも、ステージに立てることが当たり前の環境じゃないっていうことを、踏まえたエネルギーが伝わってきたというか。
ひと公演に対する「エネルギーと感謝」が、観る側からも、演じる側からも伝わってくる瞬間が、今まで以上に感じられて。
生の舞台を観劇するのは久々だったので、自分の見方がいつもと違う感覚だったからか、そう思えた部分もあるかもしれないけれど。ソーシャルディスタンスで、お客さまは半分しか入っていないのに、拍手の量も満員くらいの大きさで聞こえたりするんです。
作品が素晴らしかったのはもちろんですが、演者さんへのエネルギーやパワーを伝えたい、っていうお客さまの思いや、観劇できている喜びの「熱量」が増していたような気がすごくしました。
--ちょっと違うかもしれませんが、それに似た経験を先日しました。
うん、うん。
--お笑いのライブを生で見る機会があって、会場の入りは30%くらい。見る側として、やっぱりいつも以上に、パフォーマンスしている側を盛り上げたいっていう熱量が会場から感じられて。それは結局、観客に返ってくるものだから。
(真剣に聞き入っている、佐江ちゃん)
--そうすると、見ている側の拍手やリアクションが自然と大きくなってました。演劇でも、自然とそういうふうにお客さんも、演者さんへもっと「熱」を送らなきゃっていう思いがあるのかな、と聞いていて思ったんです。
自然なエネルギーが出ている感じですよね。そう、それはわかります。
でも、それが果たしていいことなのかわからないですが…。
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