一度幕を閉じてから、アンコールのための衣装に着替えはするんです。だけど、アンコールの声がかかるまで、一定の時間がかかったら、もう終了のアナウンスをするっていうルールがAKB48時代はあって。
でも、すぐにアンコールがかからなければ、アンコールはないと、ファンの人たちも徐々に知るようになってからは、やさしさで、先陣を切ってアンコールの声をかけてくれる方も現れるようになったんです。
舞台上から全員がはけ切っていなくても、やさしさで、すぐにアンコールかけちゃう人もいたりするときもあったけど。
でもそれも、当たり前のことではないし、拍手をもらえることも当たり前じゃなくて。
今、舞台に立っていても、ダブルアンコールがくるとき、こないとき、スタンディングオベーションがあるとき、ないとき、その景色を舞台上から見るのも同じです。
でも、ダブルアンコールや、スタンディングオベーションをいただいたときの景色って、やっぱり特別で、それは本当に嬉しいもので。
そういう舞台側からでしか感じられない感動を知っていたりもするから、自分が観客になったときは、いいと思ったらスタンディングオベーションをしますし、心からアンコールの拍手を送ったりします。
でも、ミュージカルを観ているときとか、曲の終わりに毎回拍手をするかといったら、そうではなかったりするタイプでもあって。うーん、難しいですよね。
--すごくいいと思って拍手をしたい気持ちがあっても、先陣を切る勇気がないときもあったりします。
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[最終回]宮澤佐江「ミラチャイ☆」連載ー9年間のラスト。あのとき想像した未来の答え合わせ、これからの自分
あのとき想像していた未来の答え合わせと、舞台に立つ佐江ちゃんが今、感じている矛盾。その矛盾に向き合って導き出した、これからの自分の在り方とは? そして「ミラチャイ」と交わした最後の約束。2013年から続いた「ミラチャイ」連載のフィナーレです!
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[第59回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「撮影では、より自然な私を」&ミュージカル『キングアーサー』出演決定で聞く【3】
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[第58回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「いくつもの壁。ぶつかり、気づいた大切なこと」【2】
2013年にスタートした「ミラチャイ」連載。今回は、佐江ちゃんが9年間の連載期間を通して“自分はここが成長したな”と、思うことを話してくれました。アイドル卒業後、まもなくして立ちはだかった壁を乗り越えながら、次第に気づいたとても大切なこととは?
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[第56回]宮澤佐江、仕事・プライベートで訪れた旅での"出会い"と"出合い"(島根/小浜島 etc.)&「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせ
今回は、仕事やプライベートで訪れた旅のお話。昨年末に、お仕事で訪れた島根県。「初観戦ですっかりハマってしまった」という、Bリーグの素晴らしさを、自らもバスケ経験のある佐江ちゃんが、熱く語ってくれました。また、「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせがあります。