人前に立つ身としては、常に自信を持っていないといけないのはわかっているんです。だけど、自分でも悔しいけど、まだ、「宮澤佐江(AKB48グループにいた自分)」っていう肩書きで、お仕事させていただいているのかな、と思うことが今もあるんです。

「『AKB48』っていう肩書きを取った私は、何が強みなんだろう」

って、いまだに思い続けています。それは今後の自分にも問いかけながら、この世界を生きていくんだろうなと思っています。

でも、『ウエスト・サイド・ストーリー』は、「努力が実った」と思える瞬間をいっぱい感じさせてもらったと思っています。

やっと、AKB48グループにいたときの自分じゃない「新しい自分」として、見てもらえた作品でした。

--AKB48のときに培ったものの延長ではないところで、手応えを感じることができたんですね。

そうですね。1年間お仕事をお休みして、この世界に戻ってきて。再出発してすぐに出会えた作品が『ウエスト・サイド・ストーリー』で、本当によかったなと思っています。

--今年の締めくくりに、佐江ちゃんからその言葉を聞けてとても嬉しいです。次回は、2020年最後の更新です。これまでにない特別な年となった2020年を、「あえてプラスにとらえて」お話していきたいと思います! 次回もよろしくお願いします!

はい! ありがとうございました!

次回の更新は、12/18(金)予定です。

撮影:増田慶 スタイリング: 藤井エヴィ ヘア&メイク:大場聡美

1990年8月13日生まれ。東京都出身。O型。AKB48のメンバーとして活躍。2016年4月1日に旧チームK特別記念公演でグループを卒業。『王家の紋章』、ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』、『TOKYO TRIBE』、ユーミン×帝劇vol.3『朝陽の中で微笑んで』、地球ゴージャス プロデュース公演 Vol.15『ZEROTOPIA』、『ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」Season2』などに出演。連載から生まれた書籍「これさえあれば。」が発売中。Official

アジア映画好きが高じて、日本での会社員時代を経て2000年に台湾へ語学留学。現地企業勤務を経て、機内誌にて紀行記事の執筆を行なう。07年に帰国後は機内誌、企業PR誌の編集に携わる。現在、中国語翻訳、ガイドブック、企業ウェブサイトなどの記事などを手がける。

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