夫は時間が許す限り産院へ!
では、産婦が入院中はそーっとしておいたほうがいいのか、といえば、唯一アポなんか取らずに毎日顔を見せたほうが良い人がいます。
そう、産婦のパートナーです。
これはもう、断言します。なんとかして定時で会社を脱出して、毎日愛する妻とわが子の顔を見に行ってください。妻がご機嫌ナナメだったら甘んじてサンドバックとなり、メンタル調整に一役買ってください(笑)。
子どもを設けているくらいの間柄ですから、そのパートナーは妻が一番ワガママを言える相手のはず! そうでない場合はわが子が生まれたその日から、そんな立場になるつもりで、毎日お見舞いに行くことをオススメします。
出産の時に頑張ってくれた記憶と同様(#32話参照)、「毎日お見舞いに来てくれた」という記憶はポジティブな加点の記憶としてしっかり残るヤツだと思いますよ。
逆にあんまり顔を出さなかったら…立会いでしくじるのと同レベルで、大幅減点な記憶として刻まれることと思います(怖い)。
私の場合、心配性の母にうっかりワガママや不安を吐露しようものなら、こちらの想定の数倍以上に心配事が膨れ上がり、逆に後悔することになるので、とにかくワガママを吐き出すのはダンナにしようと心に決めていました(笑)。
仮にメソメソ泣いている時にダンナがアポなしで現れても、その場でサンドバック替わりになってもらってスッキリできたんじゃないかと思います(ひどい)。それこそ授乳中のアポなし襲撃だって、ダンナであればなんの問題もないですし。
それに、母子同室&大部屋入院だったので、あまり気の休まるような環境ではないなか、気のおける相手であれば、はかなげな新生児を見ている大人の目が2倍になる安心感で、ちょっと肩の力が抜ける気もしました。
日常感を感じられたのか、自分のベッドでくつろぐダンナの姿は思いの外、癒し効果がありましたね。
もし妻が「毎日お見舞いに来てくれて嬉しいけど、お仕事大丈夫? 無理してない?」なんて心配してくれたら、「愛する妻と子どものために、仕事の予定を調整するなんて当たり前のことじゃないか」とかなんとか言ってください。
多分、立会い出産の時と同様、惚れ直されます(笑)。
「愛する妻と子どものために」というココが重要ですよ、テストにでますよ、覚えておいてくださいね(笑)!
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