佐藤健×大友啓史監督 対談 © 和月伸宏/集英社 © 2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会佐藤健×大友啓史監督 対談
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  • 『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』
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『ジャンプフェスタ2021 ONLINE』にて、『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』から主演の佐藤健、大友啓史監督のスペシャル対談が配信された。

2012年8月25日公開の『るろうに剣心』、2014年8月1日公開の『るろうに剣心 京都大火編』、同年9月13日公開の『るろうに剣心 伝説の最期編』と、これまでの累計観客動員数は980万人を突破、そして完結編となる『るろうに剣心 最終章 The Final』が2021年4月23日に、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が6月4日に2作連続で全国ロードショーされる。

「アクションかっこよくなかったら役者辞める」と覚悟

第1作『るろうに剣心』(2012)から約10年間に渡って緋村剣心を演じてきた佐藤だが、ジャンプフェスタに参加するのは今回が初めて。また、本作のプロモーションとしては初めて佐藤と大友監督が揃って登壇するイベントともなった。

佐藤は8年前に『るろうに剣心』へのオファーを聞いた時の感想を「8年前に初めて聞いたときは、原作をもちろん読んでいて、アニメも全部観ていたので、まず『本当にできるのか?』と思いました」と最初は疑いの目から入ったと告白。

そして「ただ、オファーを頂いたタイミングで初めて皆様とお会いしたときに、『るろうに剣心』映画版のアクションはこういう感じでやりたいんだ、というイメージムービーを作ってきてくれたんです。その映像を観た時に、これなら後は自分が努力すれば、自分が頑張れば実写化が可能なのかもしれないと思えたんです。そのイメージムービーを観た瞬間にスイッチが入ってやろうと思えた覚えがあります」と当時を懐かしんだ。

佐藤と共に駆け抜けてきた大友監督は「とにかくこの企画を成功させるための幾つかの条件を考えて、やっぱり漫画の実写化のハードルの高さというのは、映像を作っている人間として分かりますし、しかも『るろうに剣心』ですからね。ただ、アクションについては、僕らのイメージムービーを観て彼の目の色が変わって、「アクションかっこよくなかったら役者辞めます」とまで言うぐらいに覚悟を決めてくれました。

後はどうやって国民的な人気原作を、地に足の付けた映画として純粋に魅力のある作品にするかということを色々な視点から考え始めました。プレッシャーを感じる暇もなかったという感じでしたね」と映画化を決めた当時を振り返った。

撮り切るまでは死ねないという使命感があった

前作から5年の月日を経て撮影されたという本作。久しぶりの撮影にプレッシャーはあったかという質問に対し、大友監督は「過去のハードな撮影の記憶が、記憶って遠くなれば遠くなるほど増幅していくんですよ。『きつかったなぁ、るろ剣』という記憶だけが、いざやるとなったら思い出してしまう。もう1回足を踏み込んでいって、しかももっとすごいものを作るってことを考え始める訳ですよ」と『るろうに剣心』を撮ることへのプレッシャーを語った。

佐藤は「『京都大火編』、『伝説の最期編』に踏み込んだ時から、剣心の過去のエピソードを『やらないわけにはいかないんだろうな』という想いがありました。だから、撮り切るまでは死ねないじゃないですけど、使命感としてありました」と今回の最終章を撮ることへの並々ならぬ想いを語った。

また、佐藤は完成された本作を観て「当然たくさんの方に観て頂きたいし、この映画をヒットさせねばならぬという使命感も当然ありますが、正直それがなかったとしても、やっぱりこのクオリティで、第1作の時からほとんど同じスタッフとチームでこの映画を完成させられたので、僕は満足しています」と作品のクオリティに自信を覗かせる。

そして、『るろうに剣心』の醍醐味でもあるアクションシーンについて大友監督は、「アクションは谷垣健治さんがウズウズしていましたね(笑)。第1作から谷垣さんと一緒にやりましょうと連れてきているから、あの人達をどう暴れさせるかなんですよ、『るろうに剣心』のアクションは。あのチームにふさわしい土俵をどう与えるかということを頑張らなくてはいけない」と盟友であるアクション監督の谷垣健治についてコメント。

さらに「今回は新田真剣佑という肉体的にセンスのある人に剣心が横綱相撲でぶつかっていく構造の中で、ふたりの感情のモーションとエモーションが最大限に合致した戦いが最後にある」と本作のアクションについて言及し、「志々雄真実との戦いは時代を背負った戦いだったけど、今回はふたりのプライベートの感情を背負った感情のぶつかり合いをアクションにどう反映させることができるか。後は彼らが考えてくれたものを信じて、現場もそれを支えてくれるように突き進んでいくだけです」と他の映画には絶対に真似できないアクションの極意について語った。

佐藤も『るろうに剣心』のアクションシーンについて「物理的に足が上がらなくなるんですよ。特に一対多数のシーンですね。新田真剣佑との一騎打ちも大変でしたけど、僕の場合はそこに辿り着くまでに300人くらい相手にしないといけないので(笑)。物理的に足が上がらなくなるという中々ない経験をさせて頂き、大変光栄でございました(笑)」と壮絶なアクションシーンについて笑いながら語った。

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