『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』 ©劇場版「ゼロワン・キラメイジャー」製作委員会 ©石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 ©2020 テレビ朝日・東映AG・東映

5位『劇場短編 仮面ライダーセイバー/劇場版 仮面ライダーゼロワン』

仮面ライダーゼロワン、初の映画単独出演作が初登場5位にランクインです。

昨年9月から今年8月まで放映された令和仮面ライダーシリーズ1作目『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』と、今年9月から放映されている2作目『劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』の2本立てです。

AIが導入された新時代の日本を舞台に、ゼロワンが最終局面へと踏み出す様が描かれます。“男子高生ミスターコン2017”でグランプリを受賞した高橋文哉が主人公・飛電或人を演じるほか、岡田龍太郎、鶴嶋乃愛、アンジャッシュの児嶋一哉らが共演する。

監督は柴崎貴行(セイバー)、杉原輝昭(ゼロワン)。出演は内藤秀一郎(セイバー)、高橋文哉(ゼロワン)ほか。

人工知能が導入された、近未来の日本。そこに世界滅亡を目論み、自らを“楽園ガーディアの創造主”と名乗る謎の男・エスが現れ、同時多発テロが発生する。世界中が大混乱に陥る中、飛電或人は不破諫、刃唯阿、天津垓、迅、滅の5人と協力し、エスに立ち向かう。

4位『STAND BY ME ドラえもん2』

『STAND BY ME ドラえもん2』 ©Fujiko Pro / 2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners

『STAND BY ME ドラえもん2』は先週3位から4位に。

原作漫画でも名作として名高い“おばあちゃんのおもいで”をベースにオリジナル要素を加えて再構築し、さらに前作で描かれた、のび太としずかの結婚をめぐる物語の続きも描かれます。監督は前作に引き続き、山崎貴と八木竜一。

ある日、ドラえもんとのび太は、今は亡きおばあちゃんが繕ってくれたくまのぬいぐるみを見つける。のび太はおばあちゃんに会いたくなり、タイムマシンで過去に。そこでおばあちゃんに、のび太のお嫁さんを見たい、と言われたのび太とドラえもんは未来へ飛ぶ。

3位『約束のネバーランド』

『約束のネバーランド』 ©白井カイウ・出水ぽすか/集英社 ©2020 映画「約束のネバーランド」製作委員会

週刊少年ジャンプで連載された人気コミックスを実写化した“異色”脱獄ファンタジー『約束のネバーランド』は初登場3位にランクイン!

土日2日間で動員21万9000人、興収2億8800万円をあげており、初日から3日間の累計では動員28万4000人、興収3億7300万円をあげる好スタートを切りました。

今年6月まで週刊少年ジャンプに連載(原作:白井カイウ、作画:出水ぽすか)、2019年にはTVアニメが放映され、現在ハリウッドでの実写化企画も進行しているという話題作です。

浜辺美波が主役のエマを演じるほか、『万引き家族』の城桧吏、『仮面ライダージオウ』の板垣李光人、北川景子らが共演。監督は『記憶屋 あなたを忘れない』の平川雄一朗。

孤児院グレイス=フィールドハウスで暮らす子供たちは、母親代わりのイザベラの元、幸せな日々を過ごしていた。孤児のエマ、レイ、ノーマンも里親に引きとられる日を夢見ていた。そんなある日、エマとノーマンは孤児院に隠された秘密を知り……

2位『新解釈・三國志』

『新解釈・三國志』 ©2020「新解釈・三國志」製作委員会

『三國志』を“新たな解釈”で描く完全オリジナル映画『新解釈・三國志』は先週と変わらず2位をキープ。

土日2日間で動員27万4000人、興収3億7800万円を記録しています。

福田雄一が脚本・監督を務める本作には、主演の大泉洋をはじめ、賀来賢人、橋本環奈、ムロツヨシら福田組オールスターキャストが集結。さらにストーリーテラーとして作品を盛り上げる語り部役に西田敏行。主題歌は福山雅治が担当しています。

今から1800年前、中国統一に燃える魏・蜀・呉の三国が戦いを繰り広げていた。怯える民のために立ち上がったのは、のちに英雄と讃えられる蜀の劉備。彼は呉と手を組み、3万の軍を率いて圧倒的な兵力差のある80万の魏軍と“赤壁の戦い”を繰り広げる。

1位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』 ©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

『鬼滅の刃』は、土日2日間で動員28万2000人、興収3億9000万円をあげて10週連続首位を達成です。

公開から10週連続での首位記録は、2004年以降では初の快挙です。これまでの記録は『ハウルの動く城』(2004年公開)、『アバター』(2009年公開)、『君の名は。』(2016年公開)の3作品が9週連続1位を達成していました。

『鬼滅の刃』の累計は、公開から66日間で動員2317万人、興収311億円を突破しています。

注目の歴代興収ランキングは、歴代1位の『千と千尋の神隠し』が今年のリバイバル上映分8.8億円を追加発表したことにより、歴代316.8億円となったため、現時点では歴代2位に留まっていますが、ジワジワと追い上げています。

アニメ最終話に続く舞台“無限列車”で繰り広げられる炭治郎やその仲間たちと鬼の攻防戦を描く本作。TVアニメ版から続投の花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、平川大輔ら豪華声優陣が出演。監督も引き続き、外崎春雄が務めています。

蝶屋敷での修業を終えた炭治郎、善逸、伊之助。彼ら一行は禰豆子を連れ、短期間に40人以上が行方不明になっているという“無限列車”に到着する。そこで、鬼殺隊最強の剣士“柱”のひとり煉獄杏寿郎と合流した炭治郎らは、無限列車に巣くう鬼に立ち向かう。

全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ 12/19-12/20)

1位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
2位『新解釈・三國志』
3位『約束のネバーランド』
4位『STAND BY ME ドラえもん2』
5位『劇場短編 仮面ライダーセイバー/劇場版 仮面ライダーゼロワン』
6位『ワンダーウーマン 1984』
7位『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』
8位『天外者』
9位『劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 前編 Wandering; Agateram』
10位『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』

今週末は『AWAKE』『映画 えんとつ町のプペル』『劇場版ポケットモンスター ココ』『ジョゼと虎と魚たち』『ソング・トゥ・ソング』『HoneyWorks 10th Anniversary “LIP×LIP FILM×LIVE”』『FUNAN フナン』などが封切られます。

『映画 えんとつ町のプペル』 ©西野亮廣/「映画えんとつ町のプペル」製作委員会