計算され尽くしたライドのデザイン
「美女と野獣“魔法のものがたり”」メインショーは、6組1グループで進んで行きます。
映画の名シーンを視界に映しながら、当然他の組のライドも目に入るのですが、デザインがカップなので、どの場面でも違和感がないんですよね。
キッチンやダイニングはもちろん、お庭やダンスホールのどこでだって、ティータイムがあってもおかしくないもの。
広いお城のどこにあっても違和感がないもので、かつゲストが乗り込めるような形状であり、一目で美女と野獣とわかるデザインが、この魔法のカップなんですよ。
ここまで計算されてるとしたら、もう、天才すぎません?
ベルや野獣が近い!
こういったストーリーを追うタイプのアトラクションって、どうしてもライドに乗っているゲストから見ると、向こう側の出来事感がありますよね。
いや、今まではそれが当たり前だったんですけど。だってアトラクションだし。
「美女と野獣“魔法のものがたり”」は、とにかくベルや野獣のアニマトロニクスが近く、動きも音楽に合わせて連動しているので、「見ている」というより「自分が登場人物の1人して、一緒に存在している」感が凄いんです。
まず、あんなに近くでアニマトロニクスを見られる事って今までなかったし、あの明るさの下で360度見られて1つの隙もない、精度も凄まじい。
ベルや野獣たちと同じフィールドで、同じライティングを浴びて、自分が『美女と野獣』の世界に存在し得る奇跡に、打ち震えました。
2023年にはラプンツェルも!
そして、2023年には東京ディズニーシーに『塔の上のラプンツェル』のアトラクションが建設予定です。
大好きな『美女と野獣』で既に感情が大爆発なのに、世界で1番好きなラプンツェルが、このレベルで自分の目の前に現れたら…!!!
もう、自分がどうなってしまうのか怖いです。
アニマトロニクスの精度は、既に最高地点に到達していると思うのですが、さらに驚く新技術で我々を驚かせ、感動へと誘ってくれるんでしょうね…!
「美女と野獣“魔法のものがたり”」は、これ自体が素晴らしいのはもちろん、これからのパークの進化に大いなる期待を与えてくれたアトラクションとして、語り継がれていくと思います。