次世代を担う新鋭、異能たちの野心作が続々!

『サマーフィルムにのって』(2021)4月17日(土) 13:00~

※ティーチインゲスト…松本壮史監督、伊藤万理華 ほか

『サマーフィルムにのって』©2021「サマーフィルムにのって」製作委員会

時代劇オタクの女子高生が映画制作に挑む姿を、SF要素を織り交ぜながら描いた青春ストーリー。

主演は元「乃木坂46」の伊藤万理華で、彼女が主演したテレビドラマ「ガールはフレンド」も手がけた松本壮史監督の長編映画デビュー作。

『彼女来来』(2021)4月17日(土) 15:30~

※ティーチインゲスト…山西竜矢監督、前原 滉、村田寛奈 ほか

『彼女来来』©「彼女来来」製作委員会

演劇ユニット「ピンク・リバティ」の代表で、劇作家・演出家として活躍する山西竜矢がオリジナル脚本で撮った長編映画デビュー作。

ある夏の日、キャスティング会社で働く30歳の紀夫が帰宅すると、そこには交際3年目の恋人・茉莉の姿はなく、代わりに見知らぬ女がいて……。

関西の人気バンド「Vampillia」のバイオリニスト・宮本玲が音楽を担当。

『由宇子の天秤』(2021)4月17日(土) 17:50~

※ティーチインゲスト…春本雄二郎監督 ほか

『由宇子の天秤』©2020 映画工房春組

『かぞくへ』(16)の春本雄二郎監督が、『火口のふたり』(19)の瀧内公美を主演に迎えて、現代の情報化社会が抱える問題や矛盾を炙り出することに挑んだ社会派ムービー。

ドキュメンタリー・ディレクターの由宇子は、3年前に起きたいじめによる女子高生の自殺事件の真相を追っていたが、学習塾を経営かる父親・政志の思いがけない行動によって自らの信念を揺るがす究極の選択を迫られることになる。父親の政志役には光石研。

2021年、第71回ベルリン国際映画祭パノラマ部門に正式出品されました。

『佐々木、イン、マイマイン』(2020)4月18日(日) 12:50~

※ティーチインゲスト…内山拓也監督 ほか

『佐々木、イン、マイマイン』©「佐々木、イン、マイマイン」

初監督作品『ヴェニタス』(16)でPFFアワード2016の観客賞を受賞し、人気バンド「King Gnu」や平井堅のMVも手がけている内山拓也監督が昨年発表した大ヒット青春ムービー。

俳優になる夢も同棲中のユキとの生活も上手くいかない悠二は、高校の同級生・多田と再会し、在学中にクラスのヒーロー的存在だった佐々木との日々を思い出します。

やがて、稽古を続ける舞台の内容が過去と現在し、日常が加速していく悠二の電話に佐々木から数年ぶりに電話がかかってきて……。

主人公の悠二を『his』(20)、『くれなずめ』(21)などの藤原季節が演じ、「King Gnu」の井口理、鈴木卓爾、村上虹郎らが脇を固めています。

『わたしは元気』(2020)4月18日(日) 15:40~

※ティーチインゲスト…渡辺紘文監督、渡辺雄司(音楽監督) ほか

『わたしは元気』©大田原愚豚舎

長編デビュー作『そして泥舟はゆく』(13)から一貫して独自の創作活動を続けている、渡辺紘文と渡辺雄司の兄弟が中心の映像制作集団「大田原愚豚舎」の長編第7作。

栃木県大田原で暮らす小学3年生・のりこちゃんのある1日をありのままに描き出します。

渡辺紘文監督が原作、脚本、製作総指揮、編集のほか、本作では撮影も担当。

主人公ののりちゃんを撮影時、実際に小学3年生だった久次璃子ちゃんが演じ、音楽で渡辺雄司が参加しています。

ヨーロッパ最大のアジア映画祭として知られる第22回ウーディネ・ファーイースト映画祭でワールドプレミアを行い、現地でも大きな話題を呼びました。