劇場入ってからも苦戦しそう…。あ…、さっきまで本番が楽しみだと思っていたけど、また、楽しみじゃなくなってきたかも。
--楽しみなところもありながらも、前回話してくれたみたいに、これまで経験したことのない悩みもあって。(第37回)
1年前の『ウエスト・サイド・ストーリー』も、本当に幕が開くまで、自分が自分に対して「大丈夫なのかな?」と思うところがあったんです。でも今回は、それともまた違う感覚です。
今回の作品は「難しそう」と思いながら蓋を開けてみたら、「ルーシーはこんな子かな? できるかも…、できるんじゃない?」と思ったけど、お稽古の最初に「この作品は、本当に難しい作品だから」と言われて「んん??」と思ったように、今、言われた通りになりました。
今回の作品は「楽しそう!! ルーシーはこんな子かな? なんだか快くできそう!」と思っていたけど、お稽古の最初に演出家さんに「この作品は本当に難しい作品なので」と言われて「え? そうなの…?!」と感じた思いが、今言われた通りになっている感じです。
でも、楽しまなきゃ。楽しみたい!
こうして不安を口にしているけれど、ステージに立って、自分のファンの方や、観客の方を目の前にしたら、自分は豹変する人間だと、自分を信じているところがあって。お客さまが入ってくださっている舞台に立てたら、ちゃんとやれていると自分を信じたいです。
自分のファンの方がいて、お客さまがいて、自分が生かされるんだろうなって。
今回の世界観は、自分たちが作品の中で、嘘なく生きて、楽しんで、温かい気持ちにならないと、観に来てくださっている方たちには、絶対に伝えられないと思っているから。
伝わっていたとしても、それ以上のものを伝えるには、役者さんのエネルギーが不可欠だと思っているので、初日が終わった後に「楽しかったーっ!!」って、なっているといいなと思っています。
--次回の取材では、「佐江ちゃんが言っていた難しさは、こういうことだったんだ」って、実際に観劇した後に、今回の取材よりもさらに深いお話を聞きたいです。
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[最終回]宮澤佐江「ミラチャイ☆」連載ー9年間のラスト。あのとき想像した未来の答え合わせ、これからの自分
あのとき想像していた未来の答え合わせと、舞台に立つ佐江ちゃんが今、感じている矛盾。その矛盾に向き合って導き出した、これからの自分の在り方とは? そして「ミラチャイ」と交わした最後の約束。2013年から続いた「ミラチャイ」連載のフィナーレです!
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[第59回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「撮影では、より自然な私を」&ミュージカル『キングアーサー』出演決定で聞く【3】
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[第58回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「いくつもの壁。ぶつかり、気づいた大切なこと」【2】
2013年にスタートした「ミラチャイ」連載。今回は、佐江ちゃんが9年間の連載期間を通して“自分はここが成長したな”と、思うことを話してくれました。アイドル卒業後、まもなくして立ちはだかった壁を乗り越えながら、次第に気づいたとても大切なこととは?
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[第56回]宮澤佐江、仕事・プライベートで訪れた旅での"出会い"と"出合い"(島根/小浜島 etc.)&「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせ
今回は、仕事やプライベートで訪れた旅のお話。昨年末に、お仕事で訪れた島根県。「初観戦ですっかりハマってしまった」という、Bリーグの素晴らしさを、自らもバスケ経験のある佐江ちゃんが、熱く語ってくれました。また、「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせがあります。