[第38回]宮澤佐江、ミュージカル『きみはいい人...』公演中。アクリル越しで変った稽古場＆共演者と理解し合った方法の変化（6/7） - 宮澤佐江「ミラチャイ☆」連載

現在、大阪公演中の『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』。ビニールシートやアクリル板に囲まれた稽古場で、6人の共演者たちは、どうコミュニケーションを取って、作品の温かさを作り上げていった!? 前とは変化した佐江ちゃんの「幸せと思う時」も聞きました。

でも今は、起きる時間が朝7時とか、8時で、朝食っぽいものをリクエストしちゃうんです。「目玉焼きが食べたい」とか。そういう些細な事に「幸せだなぁ」って、思うんです。

あと、やっぱり愛犬と戯れたりするのが幸せ。彼女たちは毎日お風呂に入らないから、ちょっと、うす汚れてきてるところとか、ちょっと臭いところとかも、もぉ…、じぇんぶがかわいくて!!

「なんか今日、くしゃいねー」

「ゴミ付いてるよ、毛の色がくすんでないかい!?」

とか、ちょっとした瞬間も幸せで。

あと、友達とLINEをするときも、今までだったら「じゃあね」「おやすみ」って、終わり方もすごくシンプルだったんです。

でも、今はなかなか会えない状況でもあるから、友だちと「じゃぁ、また連絡するね」とか、「おやすみ」「おはよう」っていうやりとりだけでも、本当に平凡なんですが、毎回そこに「幸せ」を感じるんです。

泣きそうになるまではいかないんですが、ふとした時に、「ああ、ほっこりするなぁ」って。