むしろ僕はずっと子ども(笑)

撮影/稲澤朝博

――1月28日にお誕生日を迎えられて二十歳になったということで、理想の大人像を教えてもらえますか。

一番に思うのは、今、芝居もして、他のいろいろな表現もやらせてもらえているので、50歳、60歳とかになってもすっと続けていられたら、ということです。

その上でいろんな人生経験をして、より豊かに、そして年相応の余裕が身についていればすごく理想的だな、と思っています。

――若いときから役者の仕事をされている方は、役ではありますが自分以外の人のことを深く考える時間が多いせいか、周りに対して配慮ができて、年相応よりも大人っぽいと感じる方が多いのですが、ご自身で自分のことを大人っぽいと思うことはありますか?

基本的に同世代だと関わるのは同業の方が多いので、わりとみんな達観しているな、と感じることはあります。

たまに同業ではない同世代に会ったりすると、僕の10歩先を走っているようなテンションにはついていけない、と思うことはありますけど(笑)、そこは自分にはないものなので、いいな、と思うことも多いです。

――逆に自分が子どもっぽいと感じることは?

むしろ僕はずっと子どもじゃないですかね(笑)。ひたすら自分の好きなことをやっていて、それに対してのこだわりもあるし。逆にそういう気持ちは大人になってもずっと忘れずにいたいな、とも思いますね。

撮影/稲澤朝博

――ドラマの放送は後半に入って、ここからは28歳の千秋と45歳の忍の物語が描かれます。見どころを教えてください。

前半で各人物にそれぞれの物語があって、それを踏まえて5年の月日を経て、またいろいろな状況や心境が変わっている中、登場人物たちがどういう選択をしていくか、というところが描かれます。

選んだものが正解とされるものなのか、不正解とされるものなのか、ということではなく、彼らがどう必死に生きた上で見出した答えか、というところが、視聴者の方にもヒリヒリとしながらも染み入るようなものになっているんじゃないかと思います。そこは楽しみにしてほしいですね。

――板垣さん自身はこの物語の最終的な描き方をどう思いましたか?

今のところは自分が演じたシーンしかどういうふうになっているかわからないので、千秋と忍、千秋と冬子というところだけでなく、洋平や岡野(池内博之)などの人生も踏まえて観たときに、自分の感じ方がどう変わるか、というのを楽しみにしています。


実はこちらの取材は板垣さんのお誕生日の翌日、二十歳と1日目に行われました。写真撮影でお花を持ってのショットをお願いすると、とびきりの笑顔を見せてくださいましたが、劇中では全く違うご自身でも“サイコ”と表現する不気味な表情も。新たな板垣さんの一面を観ることができます。

ドラマは2月18日(金)深夜0時22分から放送の7話より後半戦へ。5年後の千秋が、忍が、そして2人に関わる新たなキャラクターも登場し、ますます先が気になる展開に! ぜひ放送をご確認ください。

ヘアメイク/進藤 郁子(TRON) スタイリング/百瀬豪
衣装協力/ジャケット 参考価格、カーディガン 62,700円、カットソー 19,800円、タックバミューダショーツ 参考価格 以上全てAMI PARIS/AMI PARIS JAPAN(03-3470-0505)

作品紹介

ドラマ『シジュウカラ』
毎週金曜 深夜0時12分よりテレビ東京系にて放送(放送時間は変更の可能性があります)

これまでの放送は「Paravi(パラビ)」で配信中