©舞台『刀剣乱舞』製作委員会 ©2015 EXNOA LLC/Nitroplus

2022年3月19日(土)明治座にて、「舞台『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花」が開幕。

4月22日(金)から福岡サンパレス ホテル&ホール、4月30日(土)から大阪の新歌舞伎座と続く全46公演。

「刀剣男士ってなに?」という方も、審神者(さにわ)歴〇年な方にも楽しんでいただけるよう、舞台写真やあらすじ、キャストコメントをご紹介します。

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舞台『刀剣乱舞』とは?

刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案に、末満健一が脚本・演出を手掛ける舞台『刀剣乱舞』(略称「刀ステ」)。

2016年の初演以降、キャラクターたちの再現度の高いヴィジュアルや重厚で心打たれるストーリー、個性あふれる殺陣で多くのファンを虜にしてきた大人気2.5次元作品です。

舞台『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花

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「舞台『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花」は、末満健一が脚本・演出を手がける「舞台『刀剣乱舞』」シリーズの最新作。

2020年に上演予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で泣く泣く中止に。

中止された本公演に代わり、新形態の「科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』綺伝 いくさ世の徒花 改変 いくさ世の徒花の記憶」(※正式タイトルは「綺伝 いくさ世の徒花」への取り消し線ありが正式表記)として上演されました。

キャスト陣も「約2年、役を忘れた日はありません」とコメントするほど、今回の本公演である「舞台『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花」への思いは熱い!

あらすじ

西暦2205年。歴史の改変を目論む「歴史修正主義者」によって過去への攻撃が始まった。

時の政府は「審神者(さにわ)」なるものたちに歴史の守護を命じる。

その審神者の物の心を励起(れいき)する力によって生み出された「刀剣男士」たちは、さだめられた歴史を守る戦いへと身を投じていく。

 

本丸に、なにものかによりもたらされた入電。

その入電に込められた和歌の意図を汲み取った歌仙兼定は、山姥切長義(やまんばぎりちょうぎ)、篭手切江(こてぎりごう)、にっかり青江、獅子王、亀甲貞宗(きっこうさだむね)と共に、慶長元年の熊本へと出陣する。

熊本城下町へと到着した刀剣男士はすぐさま異変に気付く。そこは、弾圧を逃れた全国のキリシタンたちが集う地となっていたからだ。

異変の原因を調査するため、刀剣男士たちは三方に分かれて行動することに。

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山姥切長義と亀甲貞宗は、調査の途中でキリシタン大名である大村純忠と有馬晴信に遭遇。

篭手切江と獅子王は、同じくキリシタン大名である高山右近と小西行長に遭遇する。

 

熊本城を眺める場所を訪れた歌仙兼定とにっかり青江は、そこで入電を送った張本人である古今伝授の太刀と出会う。

古今伝授の太刀から、この歴史改変の中心にいる人物が、細川ガラシャであることを聞かされる歌仙兼定。そのガラシャは、古今伝授の太刀と共にこの時代の先行調査に訪れていた地蔵行平が、熊本城から連れ出して行方知れずとなっていた。

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キリシタン大名たちの総大将・大友宗麟と、軍師・黒田孝高は、ガラシャの行方を追うために宗麟の従者である伊東マンショ、千々石ミゲル、中浦ジュリアン、原マルティノら、天正遣欧少年使節にガラシャの奪還と刀剣男士たちの排除を命じる。

ガラシャを中心にそれぞれの陣営が動き出す。

やがて、歴史改変の渦巻く放棄された世界「慶長熊本」にて、歌仙兼定は元主・細川忠興と邂逅する。

一方、情報を得るために敵地での会談に挑む山姥切長義と亀甲貞宗。山姥切長義は、会談に同席した黒田孝高に言い知れぬ不気味さを感じるのだった。