諦めなければ、絶対いいことがある

撮影/須田卓馬

何をしても続かない。人当たりはいいけど、どこか意気地がなくて臆病だった久ちゃんに、竹ちゃんはあきらめないことを教える。根性論が嫌われる今の世の中で、「諦めない」なんて言葉は流行らないのかもしれない。けれど、草彅剛は「諦めないって言葉、好きですよ」と声を弾ませる。

「人生ってそれがすべてじゃないですか。諦めなければ、絶対いいことがある。諦めないことが楽しい人生を築き上げる一歩だと思うんだよね。人生って全部がうまくはいかないし、誰しもが失敗を重ねて生きていく。僕も今まで諦めちゃう瞬間はたくさんあった。だけど、仮にどこかで諦めても、また始めれば、最終的に諦めていないことになる。“Never give up”っていう言葉は好きですね」

諦めそうになったとき、支えてくれるものは何か。草彅剛は「人とのつながり」だと言う。

「周りの仲間、家族、友達。そして僕の場合だったら、遠くで応援してくれている人。その人たちのことを思い出すと、ここで諦めちゃダメだって思う。今ももうすぐギターの”はっぴょう会”があって。もう間に合わねえ、やべえな全然弾けないみたいな気持ちになって、超諦めそうになるけど(笑)、でもやっぱり諦めない。諦めたら、つまらないですもん」

そうくすくすと何度も笑いながら話す彼を見ていると、そうか、諦めないことってこんなに楽しいことなんだ、と思えてくる。

「あと、クルミちゃんの歯磨きも。毎晩クルミちゃんの歯磨きをやるのが僕の日課なんですけど、夜仕事が終わって、自分もいろいろやることがあると、つい明日でいっかって疎かにしちゃいそうになるんですよね。そこは諦めたくないかな。まあ、たまにサボっちゃうんだけど(笑)」