【7歳〜】本格的に家事を任せられる部分も

8:包丁、フライパンなどを使った調理

調理の手伝いを少しずつやっている子なら、小学生以上にもなれば包丁やフライパンを使って何か一品作れるようになることも可能でしょう。目玉焼きやスクランブルエッグなど、朝食になりそうな簡単な一品を覚えておくと便利です。

ごはんを炊いてよそったり、パンをトースターで焼いたりすることもできれば、ちょっとした朝食くらいは自分で用意できるようになります。

包丁や火を使うときは、もちろん小さいうち、慣れないうちは親がサポートしたり、側で見守ってあげてくださいね。

9:郵便受けのチェック

郵便受けをチェックして、郵便物や新聞、手紙などを家族にわたすのも、責任感が育つ立派なお手伝いです。

郵便物やチラシは漢字が多いので、文字を読む訓練にもなります。チラシなどは「こういうお店が世の中にはあるんだ」という社会勉強にもなりますよ。

チラシや郵便物の内容から親子の会話にもつながるかもしれません。

10:ひとりでおつかい

家の近くにコンビニやスーパーがあるかにもよりますが、小学生以上になれば簡単な買い物くらいはひとりでできるようになります。

最初は何度か同行して、どこに何があるかや、レジでの買い物のやり方などを教えて、慣れてきたら「牛乳を買ってきて」など、何かひとつ買い物を任せてみるところから始めましょう。

お店が心配であれば、最初は家の近くの自販機で飲み物を買うところからさせてみてもいいかもしれません。

今回ご紹介したもののほかにも、植物のお世話や玄関の掃き掃除、ゴミ出しなど、できるお手伝いはまだまだあります。家庭に合ったもので、子どもがイヤイヤでなく、前向きにお手伝いできるものからスタートしてみるといいですよ。

最初のうちはやり方が拙かったり、かえって時間がかかったりと、イライラしてしまうこともあるかもしれません。将来への投資と思って長い目で見ながら、お手伝いを通して子どもの成長を見守っていきましょう。

エディター&ライター。エンタメ誌などの編集を経て、出産を期にライターに。ミーハー精神は衰えないものの、育児に追われて大好きなテレビドラマのチェックもままならず、寝かしつけたあとにちょこちょこと読むLINE漫画で心を満たす日々。