【ジュノ（2PM）】ロスに陥るファンも続出した王朝ラブロマンス！　ドラマ『赤い袖先』（3/3）

2PMのメンバーとして歌手活動をする一方、俳優としても目覚ましい活躍を続けているジュノ。除隊後初めて選んだ時代劇ドラマ『赤い袖先』とはどんな作品なのか？大ヒットの理由は？

豪華キャストが勢ぞろいしジュノの復帰をサポート

第22代王・正祖といえば、父親である思悼世子が死に追いやられ幼いころ寂しい思いをしている。祖父である第21代王・英祖との関係もイ・サンを語る上では重要な人物だ。

貫禄と風格たっぷりに演じるのは、現代劇から時代劇まで幅広い演技力を持った大ベテランのイ・ドクファ。険しい表情やにらみつけられたらひるんでしまうほどの目力で、威厳のある王・英祖を熱演。

英祖とイ・サンが登場するシーンは、画面越しには緊張した空気に包まれているように見えたが、その一方で、ジュノは大ベテランと親睦を深めていたようだ。後にバラエティ番組『都市漁夫シーズン4』でイ・ドクファと共演し、ドラマ撮影時に出演の約束を交わしていたことも明らかになり、芸能ニュースを沸かせた。

また、イ・サンの側近で、実在する人物ホン・クギョンことホン・ドンノ役を演じたカン・フンの存在も忘れてはいけない。

ホン・ドンノは、サンの忠臣であり、品のある外見から多くの宮女を虜にする官僚だが、実は野心を秘めた人物だった。サンの信頼をめぐってドギムに嫉妬心を抱く、複雑な感情を巧みに表現し、二面性のある役を好演した。彼の演技も物語を盛り上げる要因となった。

さらに、ジュノと過去に共演したことのある俳優が登場したり、『イ・サン』で英祖役を演じた韓国ドラマ界を代表する名優イ・スンジェがサプライズ出演するなど、韓国ドラマファンなら思わずニヤリとしてしまう豪華カメオキャストも見どころとなっている。多くの人にサポートされながら、『赤い袖先』はジュノの出世作となった。

※韓流ぴあ10月号（2022年9月22日発売）より一部転載