いよいよ豪華列車「ダイニングトレイン レヴァリエール号」へ!!
ショーの開演時間の2時間前に「食堂車レストラン 黄昏号」へチケットをもらいに行き、改めて18時15分に集合。
車掌の阿南順(あなんじゅん)が発車の鐘を鳴らし、誘導されて順番に「ダイニングトレイン レヴァリエール号」に乗り込みます(もうこの時点で物語の世界に入っています)。
車内に入るとウェルカムドリンクが振る舞われ、まるで本物の御披露目会のよう。
ドリンクを手にしたら、チケットに書かれている席に着席。席には既にアフタヌーンティーがセットされていました。
今回は一人で参加したので緊張していたのですが、同席したお隣さんも一人で参加していて安心しました。
お隣さんは、シアターの雰囲気に合わせてレトロな洋服を着てきていました。周りのお客さんの多くも、探偵のような帽子やアイテムを持っていて、物語の中に入り込む準備万端です。
ゲストが着席すると、時岐乃山トンネル開通事業を推し進めた大地主・松重蓮司の娘、松重鏡花(まつしげきょうか)が挨拶をします。
そして列車は走り出し、ウェルカムドリンクを片手に乾杯〜!
豪華列車のゲストとして呼ばれた参加者に、松重鏡花が各席を回って挨拶をしに来ます。
私の着席しているテーブルに来ると、松重鏡花にお隣さんが「本日はおめでとうございます。お招きいただきありがとうございます」と返していてびっくり!
没入に成功しているよこの人!!!
「何度か参加されているのですか?」と聞いたところ「今日が初めてです!」とのこと...!
この人がのちに「実は…」みたいなことになるのでは…??ドキドキ。
その後も、やさぐれた感じの酔っ払い、長坂太一(ながさかたいち)や小説家の三島正清(みしままさきよ)、富豪の御曹司の春原幸助(すのはらこうすけ)など、様々なキャラクターが登場し、物語が展開されていきます。
登場人物たちのリアルなやり取りにはコミカルな要素も織り込まれていて、つい見入ってしまいます。
クスッと笑ってしまうようなやり取りや緊張感の走る場面に夢中になっているうちに、本当に物語の世界に迷い込んだような気分になります。
そんな中、あっちこっちで小さな問題が起きて、私は「今度はどうしたの?」とキョロキョロしっぱなし(笑)。
さらに物語の最中、登場人物がどんどんと話しかけてきます。キャストが着席してくる席もあって、ちょっぴりサプライズ的な感じ。より没入したい人はラッキー!
どの席に座っていても同じくらいの没入度が感じられそうな構造になっていて、「さすが没入体験...」と感動してしまいました。