自分の意見は言いますけど、人の意見を否定することはあまりないです

撮影/稲澤朝博

――この物語では人が誰かの影響を受けて変わっていく姿が描かれていますが、真弓さんは人からの影響を受けやすいタイプですか。

めっちゃ流行には敏感です(笑)。流行はチェックするけど、内面的な部分で人に流されることはあまりないですね。人からの影響は受けにくいです。

――グループ活動をしているときはどうですか。自分の意見ははっきり伝えるほうですか、周りに合わせるほうですか。

AmBitiousのメンバーは各々に得意分野があって、例えば、コンサートだったらダンスが上手い井上一太に頼りますし、MCとかのしゃべりに関しては、僕も意見を言うし、「それ、どうなんやろう?」って思ったら、ちゃんと口に出しますね。ただ自分の意見は言いますけど、人の意見を否定することはあまりないです。

――ちなみに、AmBitiousのメンバーは本作への出演が決まったときはどんな反応でしたか。

めちゃくちゃびっくりしていました。これまでの映像のお仕事とは違って、映画となるとみんなの反応が全然違いました。ちょうどリハーサルの期間中だったんですけど、「頑張れ!」って、背中を押してくれました。

ただ山中一輝は映画の心配じゃなくて、リハが間に合うのかというほうを心配していて(笑)。やっぱりダンサーやなって思いました。

――グループを離れて一人で活動をするときはどんな気持ちですか。

やっぱり心細かったです(苦笑)。でも、この撮影の1年くらい前に、同世代の出演者がいないミュージカル(『サンキュー・ベリー・ストロベリー』)で主演を務めさせていただいて、そのときの経験もありつつ、今回は長尾くんもいてくださったので、ミュージカルのときよりは大丈夫でした。

あとちょうど撮影期間中、リハーサルのためにAmBitiousのメンバーが東京にいたんです。撮影の合間にリハに戻ることもあったので、寂しさはありましたけど、ホームシックにはならなかったです。

©2025『恋に至る病』製作委員会

――演技のお仕事も増えてきましたが、セリフの覚えはどうですか。

この作品のときはホンマにひたすら台本と向き合っていたんですけど、いろいろやらせてもらう中で、ボイスメモに相手の方のセリフを自分で録音して、それに対して自分のセリフを言いながら覚えるというやり方をするようになりました。

時間をかければかけるほどできるようになるので、自分としてはこのやり方が合っているのかなと思っています。

――俳優として、これからやってみたい役柄やジャンルはありますか。

『あなたの番です』(2019年放送)というドラマが好きで、考察ができるというか、観ている側をそういうふうに楽しませられる演者さんってすごいなと思って、ミステリーをやってみたいと思ったんです。今回、ジャンルとしてはミステリーを経験することができたので、次はこの作品における長尾くんのような役をやってみたいです。

それ以外で言うと、自分の良さを最大限活かせるような、明るい先生役とか。『ごめんね青春!』(2014年放送)みたいなのもいいですね。

――先生じゃなくて、生徒役でもいいような。

確かに(笑)。学園ものの生徒役はタイムリミットもあると思うので、できるうちにやれたらいいなと思います。


写真撮影ではクールな表情を見せてくてれた真弓さんですが、合間では関西弁でスタッフさんとコミュニケーションを取りつつ、笑顔で対応してくださいました。映画本編では宮嶺と景の恋物語の行方を追いつつ、映画初挑戦の真弓さんが見せる表情にも注目してもらいたいです。

作品紹介

映画『恋に至る病』
2025年10月24日(金)より全国公開