血管が老化すると、しなやかさが失われて動脈硬化が進みやすくなります。放っておくと、脳梗塞や心筋梗塞などの重大な病気につながることもあるため早めの対策が重要です。
この記事では、血管の老化を招くNG習慣や今日から日常生活で取り入れられるセルフケアを紹介します。
血管年齢とは?
血管年齢とは、実年齢ではなく、血管のしなやかさや硬さから見た血管の若さをあらわす考え方のことです。若々しい血管は弾力があり、心臓から送り出された血液がスムーズに全身へ届けられやすくなります。
一方で、加齢や生活習慣の乱れによって血管が厚く硬くなると、血液の通り道が狭くなったり、血栓ができやすくなったりします。その結果、脳梗塞や脳出血、狭心症、心筋梗塞など命に関わる病気の引き金になることがあるため注意が必要です。
血管年齢は、生活習慣を見直すことで実年齢よりも若く保てる可能性があります。いつまでも健康的に過ごすために、血管を若々しく保つことを心がけましょう。
血管の老化を招くNG習慣
血管の老化は、年齢だけで決まるものではありません。日々の生活習慣が血管に負担をかけ、老化を早めている可能性があります。思い当たる習慣がないかチェックしてみましょう。
1.運動不足
運動不足が続くと、筋肉のポンプ作用が弱まり、血流が滞りやすくなります。運動する習慣がない生活を続けていると肥満や高血圧、血糖値の上昇などにもつながり、動脈硬化がおきやすくなります。
とくに、デスクワークや車移動が多く、長時間座りっぱなしになりがちなど、仕事や家事でも活動量が少ない人は要注意です。
2.偏った食生活
高カロリーな食事や脂質の多いメニュー、塩分の多い外食や加工食品の摂取が続くと体重増加や高血圧などにつながりやすくなります。こうした食生活が続いていると血液中の悪玉コレステロール(LDL)が増えすぎて血管の内側に入り込み、プラークと呼ばれる蓄積物ができて血管を狭くするのです。
たとえば、丼物や麺類だけで済ませる日が多いと知らず知らずのうちに脂質や糖質などの摂りすぎにつながりやすくなります。ラーメンなどのスープを飲むのも塩分の摂りすぎを招くNG習慣のひとつです。
3.睡眠不足
睡眠不足も血管に負担をかけるNG習慣のひとつです。慢性的に睡眠が足りない状態では、自律神経やホルモン分泌が乱れ、夜間に下がるはずの血圧が下がらず、高い状態が続きやすくなります。
また、食欲を高めるホルモンであるグレリンの分泌が促進されるため、食欲が増して一食で摂る量や間食が増える要因に。ほかにも、血糖値を下げるインスリンの働きが低下して血糖値が上がりやすくなります。
その結果、肥満や糖尿病などにつながり、動脈硬化のリスクが高まるのです。
4.喫煙
喫煙も血管の老化を早めるNG習慣です。たばこに含まれるニコチンには血管を収縮させる作用があり、血圧を上げやすくします。
さらに、喫煙によって動脈の炎症や収縮、血小板の凝集などが起こると、動脈硬化や血栓形成が進みやすくなります。
紙巻きたばこだけでなく、ニコチンを含む加熱式たばこや電子たばこにも注意が必要です。






























