健康的な臭くない汗をかくためにはどうすればいいの?

怠け者の汗腺たちがいくら冬眠に入っていても、体温が上昇したまま体が熱くなれば、ビックリして働き始めます。ですから、暑いからといってすぐにクーラーや扇風機の下に逃げ込むのではなく、汗が出てくるのを待っていれば、冬眠中の汗腺も働き始めるのです。

そこで、日頃から運動をしたり、自宅のお風呂で半身浴をしたりすることで、全身から汗をかく習慣を作りましょう。怠け者の汗腺が一旦働き始めれば、汗腺はすぐに活動を開始し、臭い太る汗も、すぐに臭くない痩せる汗に変身します。

こうして、痩せる汗を大量にかいた後は、汗で失った分の水分を体内に補給することも忘れずに! 体内の水分と同じく、体温以上の温かい水分がお勧めです。また、発汗作用を促すクエン酸を含んだショウガやリンゴ酢を使ったドリンクもお勧めですよ。クエン酸は、細胞を元気にする効果があるので、この成分が汗腺に取り込まれることによって、汗腺の働きを一層活発にしてくれます。

さらに、思いっきり体に優しい生活をしたいなら、昔ながらの開け放した縁側に座って、風鈴の音で涼みながらスイカやかき氷を食べるような昭和の生活が良いのかもしれません。
しかし、温暖化の進んだ現在では、家の中でも熱中症になる危険もあるので、昭和の縁側生活は現実的ではありません。だから、せめて頭の端に置いておけば、臭い汗対策やクーら病予防になるかもしれません。

“痩せる汗”をかく健康的な体は美容の源?

運動してもちっとも痩せない人は、一度汗を見直してみましょう。そして、岩盤浴や半身浴で、健康的な臭くない汗(痩せる汗)をかいて、デトックス効果を高め、基礎代謝を上げて痩せ体質になりましょう。

なお、十分な睡眠とバランスの良い食事を規則正しくとることも忘れないでくださいね。健康的な体は、理想的な体を作ります。理想的な体には、私たちが大好きな美容効果も含まれているんですよ。

心理カウンセラー・インテリアコーディネーター・社労士・旧司法試験合格といった多彩な資格を持ち、これらの資格と経験を活かして社労士事務所を経営していましたが、夫の転勤を機に事務所を廃業しました。現在は、資格を活かしたライターのお仕事を細々とさせて頂き、心理学系・医療系を中心としたコラムを書き始めて5年目を迎えています。