必要な栄養を食生活の中心に

ケトジェニックダイエットで毎日必ず摂りたい食品とされているのは、タンパク質のほかには、食物繊維とミネラル(葉野菜を中心とした野菜・キノコ類・海藻)、そして良質の脂質であるオメガ3脂肪酸(アジ・サバなどの青魚、アマニ油、エゴマ油)や中鎖脂肪酸(ココナッツオイル・ミルク)。

カロリー制限はありませんが、肉や魚介類を食べたら、それと同じ量だけの野菜を食べるようにし、偏りなくいろいろなものを食べるようにします。

参考までに、
▲ なるべく避けたい食品:穀物(米、小麦、トウモロコシ等)、オメガ6脂肪酸(加工食品、揚げ物、ファストフードなど)
× 最も避けるべき食品:お菓子、清涼飲料水、砂糖
その他は、ほどほどに食べるようにします。

まずは、身体に必要な栄養を、加工品ではなく“素材”から摂るのが基本です。また、カロリー制限がないからといって、「毎日爆食していい」、というわけではないのでご注意を。
その他、詳しい内容は同書に書かれていますので、ご参照ください。

※「ケトジェニックダイエット」は正しい方法でまず1週間試し、その後不快な症状が1週間以上続く場合はただちに中止し、医療機関でチェックを受けてください
※牛乳・乳製品など、タンパク質の多い食品がアレルギーの原因となる場合がありますので、習慣的に摂取する場合には注意をしてください

 

ライター/女子栄養大学 食生活指導士1級。学生時代からさまざまな体調不良に悩まされたこともあり、健康的な生活習慣について学び始める。現在は専門家を中心に取材活動を行い、おもに食、健康、美容、子育てをテーマにした記事を発信。乗りもの好きな1男の母でもある。