×第2位 消しゴムを使わせる
汚い文字を書いていると「書き直しなさい!」と消しゴムを使わせる人がいます。そして子供はゴシゴシと消します。消した後に上から書くと真っ白な紙の上に新しく書くのと違ってかなり汚くなります。だから、ますます嫌になります。
更に消しゴムを使わせる行為は「あなたの文字は間違っていますよ。だから、書直しなさい」と書いたものを否定していることになるのです。
【解決法】
もし、書直しさせたければ新しいページや枠に書かせればよいのです。その直前に書いた文字との比較も出来て「ああ、さっきよりもマシな字が書けたな」となり少しばかりの進歩に満足し、やる気が出ます。
消しゴムを使うのは算数で回答を間違ったときとか大人がお手紙を書いたときに描き直しをする道具だと割り切って使わない方が賢明でしょう。
×第3位 点線の上をなぞらせる
点線の上をなぞるドリルがあります。しかも、薄いグレーの点線ではなくはっきりとした実践に近い点線です。あなたはなぞって書いたことがありますか?
下に書いてある手本とピッタリ一致させて書くことは神業です。大人でもなかなかはみ出さずになぞることはできません。書いた文字は綺麗であっても下の手本とずれて二重に見えたりするので不愉快な出来栄えになります。
子供はまだ手先が器用ではありませんから、簡単ではありません。手本から必ずはみ出して書いてしまいます。汚い文字が完成してやる気を失います。
【解決法】
手本の上にトレーシングペーパーを敷いて書かせたり、手本の線が薄いグレーのものを選びましょう。
関連記事