同大会で優勝したホステスのタイムは、なんと「23分台」。
これはかなりの好タイムだと言えるでしょう。その日のためにどれほどのトレーニングをしたのかは不明ですが、出そうと思ってもなかなか出すことのできないタイムです。一度、皇居を走ってみると、このタイムの素晴らしさを実感できます。
同書によると、このホステスのマラソン以前にも学生らの大会は存在したそうです。しかし、このホステスたちに触発された皇居そばの国立国会図書館の男性職員が「女性にできて僕たちにできないはずはない」と、マラソンクラブを設立したのです。このことがきっかけとなり、ランナーが集まり出すようになったのです。
いまやランナーが多く集まる「皇居ラン」。そのブームのきっかけがホステスらのマラソン大会とは驚きです。未明に開催されたホステスのマラソン。想像するだけですごそうですが、その実力は確かなものでした……あっぱれ。
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