フラットで走りやすいコース
湘南国際マラソンのコースは、スタートからずっと綺麗に舗装された道路となっています。
細かなアップダウンはあるものの傾斜はゆるやかなので、記録を狙うにも適したコースと言えるでしょう。
道幅が広いので、スタート直後でも大渋滞になりません。
10km毎に大きなバルーンの表示と計測ポイントが。巨大なバルーンは、かなり手前からでもよく見えます。
通過状況が細かくインターネット上で確認できるため、応援する人も動きやすかったようです。
ペースメーカーの数が多いのも、湘南国際マラソンの特徴ではないでしょうか。やはりペースメーカーの周りにはランナーが集まります。
最近はGPSウォッチなどペース確認が容易ですが、やはり一定ペースで走ってもらえるのは心強いはず。目標記録の達成に向けて、とてもありがたい対応です。
コース上からは、何度も綺麗な相模湾が眺められます。太陽が水面を照らしキラキラと輝いて美しい!視界が開けて海が見えた瞬間は、つい「おー!」と声を出して写真を撮ってしまいまいした。
ラスト約5kmの地点で訪れるのがスタート地点です。私が通過した際には、ちょうど撤去作業が終わろうというタイミングでした。
なんとなく「戻って来たな」と思うと、レース終了に向けてカウントダウンが始まったような気がします。
コース上には2箇所の折り返しポイントがあります。2箇所目はまさにゴール地点目前。ここからラストスパートを繰り出すランナーも多かったようです。
折り返し後、仲間とすれ違った際に「ファイト!」「頑張ろう!」などとエールを送り合うランナーの姿も印象的でした。
そして最後、ゴールの大磯プリンスホテルへ向かう急坂。疲れ果てたランナーの中には、登り切れず歩いていた方も多かったようです。
しかしゴール目前ということで応援も多く、気力を振り絞るのに十分な歓声をいただきました。
ゴールゲートには、笑顔もあれば辛そうな顔もあります。皆さんそれぞれの戦いを終えて、この場所へとやって来ました。
暑さはあったものの、目標を達成できたランナーは多かったはず。12月ということで、年内ラストレースという方もいらっしゃったでしょう。
ゴールシーンを見ているだけで、ランナーそれぞれの思いが感じ取れるようでした。