ありがとうございます! 先月の取材のときは、私、浮かれている状態だったから、更新された内容を見ると、連載2回に渡って浮かれていて、恥ずかしくって(汗)。でも、あえてそのままを載せてくれているのもわかっていましたよ。
そのままだから、取材の後に何が起きるかなんて、本当に知らなかったって、リアルに感じられます。
「ミラチャイ☆」と同じように、定期的に更新させていただいているファンクラブのブログがあるんですね。毎月、月末頃に更新されるんですが、そこでも中止になる前に考えていた内容を、マネージャーさんに送っていたので、あえてそのまま載せてもらったんですよ。
--公演半ばでの中止は、残念とひと言ではかたづけられないほど、歯がゆい思いをしたのではないかと思いますが、中止の発表はどう伝えられたのでしょうか。
公演中止発表の前日(2/26)は、たまたま私がアニータをする日だったんです。
あの日は、「スウィング」といわれている人たちが、本編の公演に出演する日で、リハーサルをするために、いつもより早い劇場入りだったので、2時間くらい早めに家を出たんです。(編集部註:スウィング=出演中のキャストが怪我や病気のときに代わって出演する、すべての役を覚えているキャスト)
家を出る少し前に、テレビを見ていて。流れていた政府からの発表を「え!? どうなるんだろう」と思いながら、アニータ役でダブルキャストだったMay J.さんや、マリア役の宮澤エマさんとかと、連絡を取り合っていたんです。
「まさか…、公演中止になるのかな」
「え…、そういう感じになっちゃうんですかね…」
って、話しながら。出かけるときに、母も家にいて、祖母に手を合わせていて。
「今日、千穐楽かもしれないんで! いってきまーーーす!!」
って、あえて明るく家を出たんです。でも、内心は、ドキドキしていて。
“まさか、公演中止なんてことないだろうなぁ…”って、思いつつ劇場に到着したら、その場でプロデューサーの方々から、「政府から情報がおりてきているけれど、作品を続行する気持ちでいきます」って、お話があって。
「よかったぁーーーーッ!!」
って、もうホッとして。
でも、感染予防で気をつけなきゃいけないことはたくさんあるので、手洗い、うがい、「ドアノブは必ず拭かせてもらいます」とか、「身の回りの環境に配慮して、気をつけて過ごしてくださいね」って、注意をいただいて。それで、
「はい、わかりましたっ! ケガなく、事故なく、今日もよろしくお願いします!!」
って言って、いつも通りに公演が始まったんです。だけど…。
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