ーーさあ、佐江ちゃん。今回もよろしくお願いします。
はい! よろしくお願いします!
ーー今回は、東京・帝国劇場で再演まっただ中のミュージカル『王家の紋章』のお話をたっぷりお聞きしていこうと思います。(編集部註:取材日は3/25)
ありがとうございます!!
ーー今回の公演は、東京(4/8[土]〜5/7[日])、大阪(5/13[土]〜5/31[水]・梅田芸術劇場メインホール)と、約2カ月間続きますね。
はい、そうなんです。
ーー聞くところによると、今回は再演とはいえ、初演とは異なるところが多々あるのだとか。
えっとですねぇ…、ネタバレにならないようにお話しますね(笑)。幕が開いてすぐ、出だしから初演とは違うんですよ。
ただ、“演じる側”と“観る側”の皆さんとでは、感じ方が少し違うかもしれません。
初演を観てくださった方は、1回とか、多くて2回観たという方が多いと思うんです。なので、もしかしたら再演を観たときに“どこが変わったんだろう??”って、その変化が分かりにくいかもしれません。
でも、初演のときは1カ月公演で、私はダブルキャストだから、実質はその半分しか舞台に立っていないけど、やっていた側からすると、“初演と再演は全部違う”って言ってもいいくらいなんです。
全然違って、“一から作り直してる”っていう感じです。
もちろん新曲もありますし、同じ曲でも曲調が変わったりしていて。かなり変わっているので、お稽古中はそれをどうつなげていくかを皆で考えているっていう感じなんです。
ーー新しくなってさらにパワーアップしていると思うと、再演への期待感がふくらみますね。ますます楽しみですね。
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