後半はリクエスト1位「Phantom Joke」や、初披露「弥生町ロンリープラネット」を演奏!

鈴木のドラムソロ(ヘッドベルトでカメラを装着。“鈴木目線”の映像も挿入)から、ライブは後半へ。

まずはインスト・セッションからリクエスト1位の「Phantom Joke」、ファンキーなベースライン、エッジの効いたギターフレーズ、骨太なドラムのグルーヴが絡み合い、きわめて刺激的な音像が生み出される。

さらにポップな解放感を演出した「to the CIDER ROAD」、パンキッシュな手触りのライブアンセム「場違いハミングバード」、そして、ヒット曲「シュガーソングとビターステップ」でライブはついにクライマックスに突入。

間奏パートで斎藤と田淵が向き合って演奏した「箱庭ロック・ショー」、斎藤がオフマイク気味に<涙キラキラ西の空に光る>というフレーズを歌った「フルカラープログラム」を放ち、カメラが会場(東京・NHKホール)全体を映し出しながら“ライブ本編”はエンディングを迎えた。

「これでライブはおしまいです。ここまで見てくださったみなさんに、ちょっとしたご報告があります」(斎藤)と、ニュー・アルバム「Patrick Vegee」を9月30日にリリースすることを発表。

そしてアルバムに収められる「弥生町ロンリープラネット」を初披露した。最後の“春が来る”というフレーズに導かれるように、「春が来てぼくら」のイントロがはじまる。

<これまでの大切が続くように>というラインは、失われてしまった今年の春への思い、そして、この先の未来に対する希望をしっかりと描き出していたと思う。メンバー3人の姿を並べた映像、真摯に(そして楽しそうに)楽曲を響かせるシーンも強く心に残った。

8月22日(土)には2度目の生配信ライブ「USG 2020 "LIVE(in the)HOUSE 2"」も決定。リクエスト投票結果の31位から70位をもとにしたセットリストで行われる予定だ。

ニュー・アルバム「Patrick Vegee」を含め、UNISON SQUARE GARDENはここからさらに充実した活動に突入することになりそうだ。

UNISON SQUARE GARDEN
LIVE(in the)HOUSE

1.mix juiceのいうとおり
2.オトノバ中間試験
3.桜のあと(all quartets lead to the?)
4.きみのもとへ
5.君の瞳に恋してない
6.オリオンをなぞる
7.I wanna believe、夜を行く
8.スカースデイル
9.静謐甘美秋暮抒情
10.mouse to mouse(sent you)
11.ドラムソロ
12.Phantom Joke
13.to the CIDER ROAD
14.場違いハミングバード
15.シュガーソングとビターステップ
16.箱庭ロック・ショー
17.フルカラープログラム

18.弥生町ロンリープラネット(新曲)
19.春が来てぼくら