今回の配信ライブはいきり立っていた頃のストレイテナーが久しぶりに見れる!?
──これから先、今までのようなライブの形が実現できることはいちばんですが。例えば今回の配信ライブでは、なかなか今までライブには行けなかったけど、観てみようということもできますね。
そういうことではバンドを知るきっかけのひとつにもなるかなとも思います。
たしかにそうですね。体力的にとか距離的にライブに来れなかった人たちもいると思うので、すべての人に平等にライブを届ける機会ではありますね。
あとは15年前のような、いきり立っていた頃のストレイテナーが久しぶりに見れるっていうのもある(笑)。もちろん、見たことがないという人が大半だろうから、こんなだったんだというのを見せられる機会だなと思いますね。
──今になってみれば、当時の自分の尖っていた部分がわかる?
そうですね。じつは映像作品として残っているのが、『TITLE』を出して次の『Dear Deadman』を出す間のタイミングでやったZEPP TOKYOでのワンマンが初めてなんです(ライブDVD『BLACK STAR LUSTER』)。
だから、『TITLE』だけのツアーの映像はなくて。その頃も、今日も撮ってくれた(橋本)塁くんがずっとライブを撮ってくれていたりして、写真集だけあるんですけど。まあ、いきり立ったライブをやってる写真集なんですよ(笑)。
──それは何に対してのものだったんですかね。
今みたいにファンに対する感謝の気持ちとか、そういう温かみに溢れたライブではなかったので(笑)。シーンとの戦いみたいな……ロックシーンとの戦いみたいな気持ちだったと思うんですね。
──これをわかれよ!みたいな。
そう。わかれよって言っても、ライブを観にきてくれてるんだからわかってくれてる人たちなんですけどね(笑)。
──それでも斜に構えながらやってた。
それがかっこいいと思っていたんでしょうね、それがロックだって思っていたし。
──その感じまでたどり着こうというのが、今回のライブですね(笑)。
そういうものに引っ張られるのが面白いかなって思いますね。このときに書いた歌詞とかも、今になって自分のなかで意味が変わっていたりとかするんです。
今では乗り越えてきたもの──おそらく15年前に大きく立ちはだかっていた壁だったりとか、全然抜け出せないものを歌詞の世界観からヒシヒシと感じるんですね。
今は、それを乗り越えたり、抜けてきたという気持ちでも感動できるというか。感情を動かされるので。
その頃なりに故郷をイメージした曲(『EVERGREEN』)だったりとか、優しさだけがあればいいんだっていうメッセージを歌にしていたり(『TENDER』)とかするんです。
でもその頃に故郷に抱いていた思いとか、人に求めていた優しさとか、今こうして人生経験を積んで音楽を続けてこられた自分が描いているものとは全然ちがうんだろうなと。
そこはちょっと気恥ずかしさもありながらも、どうリンクしていくのか楽しみだなって思ってます。
■「ストレイテナー初配信ライブ」への心意気を聞く。ホリエアツシが“傑作再現ライブ”を決めた理由【前編】
ストレイテナー「TITLE」再現ライブ「TITLE COMEBACK SHOW」uP!!!独占配信
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<配信日時>
2020年9月5日(土) OPEN 20:00 / START 21:00 (予定)
視聴チケットのご購入者を対象とした期間限定の事後配信を予定しております。
※期間限定事後配信: 9月5日(土)初回配信直後~9月14日(月)12:00(予定)
<販売期間>
事前割引視聴チケット:8月17日(月)12:00~9月4日(金)23:59
視聴チケット:9月5日(土)0:00~9月14日(月)10:00
<料金>
事前割引視聴チケット:2,800円(税込) (税抜:2,545円)
視聴チケット:3,300円(税込) (税抜:3,000円)
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