「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020」ラインナップ発表会見
今年は史上初のオンライン配信で9日間に渡って開催!
8月31日(月)、デジタルシネマにフォーカスし、今年で第17回を迎えた「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020」のラインナップ発表会見がオンラインで行われた。
「SKIPシティ映画祭」は映像表現の可能性とエンタテインメント性を備えた作品を世界中から厳選し上映する、若手映像クリエイターの登竜門として有名な国際コンペティション映画祭。
今年は新型コロナウイルス感染防止のため、史上初となるオンライン配信で9月26日(土)~10日4日(日)の9日間に開催されることになった。上映部門も例年より縮小し、コンペティション部門(国際コンペティション、国内コンペティション長編部門、国内コンペティション短編部門)のみ実施される。
実行委員会会長の大野元裕・埼玉県知事、実行委員会副会長である奥ノ木信夫・川口市長はそれぞれビデオメッセージで「オンライン配信は初めての試み。ファンを広げる機会になれば」「映画界の次代を担っていくクリエイターの発掘と育成を今後も継続して支援していく」とコメント。
会見に出席した映画祭ディレクターの土川勉氏は、コロナ禍において「若いクリエイターが作品を発表する機会が減っている」と指摘し、「発表の場を設けないと、映画祭の意義はないと思い、コロナ禍の影響を受けない方法として配信を選んだ」とオンライン配信での映画祭開催に理解を求めた。
関連記事