そうですよね。やってみて、それをまた、アーカイブで見ることができたから、この反省ができてるんですよね!
--そうですよ。配信サービスも今、いろんなものが出てきていますから。どういうものがファンに喜んでもらえるのか、今は誰もが試行錯誤している状況だと思います。
本当にそうですね。
--逆にこういう状況があるからこそ、生のライブのよさや、今まで当たり前だと思っていた「生で感動を人に届ける」という、当たり前にできていたことの大切さを感じられるのかなと思います。
やっぱり違いはありますね。生で見るときの、楽器の音とか、体に響いてくる感覚とか。
フェスでドラムの音がドクドク伝わってきたり、ベースの音がキャンキャン響いてきたりとか。
そういう生ならではの感覚っていうのは、 なかなか出すのが難しいなぁ。
--こればっかりは、どんなに技術が進歩してもなかなか難しいかもしれませんね。
そうですね。
--受け取る側の人間はやっぱり生身ですから、画面を通すと伝えるのが難しいこともありそうですね。
でも、それをちゃんと伝えられる人もいるじゃないですか。そう、だからそういう人たちは、本当にプロですよね。
私たちも48グループで、そういうのをやってきていたけど、やっぱりあれだけの人数がいて、やっと成り立っていたものだったんだなぁって思います。
ひとりで立っても、それだけのパワーは伝えられなくて、何十人いるからフレッシュな気持ちだったり、一生懸命さだったりがひとつになって、画面を通しても伝わっていた。
だから、 ああやってファンの人たちが増えてくれて、今でも生き続けているグループなんだろうなぁって思うんです。
今回はまだ、ふたりだけで出せるパワーが少なかったんだろうな。いやぁ、もうだからバンドとか、音楽に携わっている人たちって、プロだなって本当に、本当に思います(汗)
--でも、配信のいいところもありますよ。遠い、近いに関わらず、場所を問わずに参加できますよね。
うん、うん。しかもアーカイブがあると、その日に仕事とかでリアルタイムで見られなくても、同じものを見られる。それがいいところでもあるから、それをどう生かせるか、課題は山積みですね!
--テクニカルな部分はひとまずここまでにして、今回のセットリストや、「さえともエピソード」についても、お話していきましょう!
-
[最終回]宮澤佐江「ミラチャイ☆」連載ー9年間のラスト。あのとき想像した未来の答え合わせ、これからの自分
あのとき想像していた未来の答え合わせと、舞台に立つ佐江ちゃんが今、感じている矛盾。その矛盾に向き合って導き出した、これからの自分の在り方とは? そして「ミラチャイ」と交わした最後の約束。2013年から続いた「ミラチャイ」連載のフィナーレです!
-
[第59回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「撮影では、より自然な私を」&ミュージカル『キングアーサー』出演決定で聞く【3】
連載9年間の最後の取材で、佐江ちゃんがお話してくれた内容を、今回と最終回となる次回でたっぷりお届けしていきます。今回はこれまでの撮影や、今楽しみにしていることについて。情報解禁となった『キングアーサー』に出演を決意したきっかけも聞きました!
-
[第58回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「いくつもの壁。ぶつかり、気づいた大切なこと」【2】
2013年にスタートした「ミラチャイ」連載。今回は、佐江ちゃんが9年間の連載期間を通して“自分はここが成長したな”と、思うことを話してくれました。アイドル卒業後、まもなくして立ちはだかった壁を乗り越えながら、次第に気づいたとても大切なこととは?
-
[第57回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「今につながる、人との出会いと仕事」【1】
ミラチャイ連載の9年間を振り返る1回目は、今に繋がるお仕事や、人との出会いに焦点をあてていきます。上海で活動できなかった時期を支えてくれた作品『クザリアーナの翼』や、地球ゴージャスさんへの思い。連載終了を発表した経緯についてもお話します。
-
[第56回]宮澤佐江、仕事・プライベートで訪れた旅での"出会い"と"出合い"(島根/小浜島 etc.)&「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせ
今回は、仕事やプライベートで訪れた旅のお話。昨年末に、お仕事で訪れた島根県。「初観戦ですっかりハマってしまった」という、Bリーグの素晴らしさを、自らもバスケ経験のある佐江ちゃんが、熱く語ってくれました。また、「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせがあります。