空き時間には2.5次元のお芝居のことについても話し、コミュニケーションをとったというふたり。映画の題材に重ね合わせて、才能を持つ者への嫉妬や憧れについても聞いてみた。
大樹 僕が2.5次元のお芝居をやったときに共通のスタッフさんがいて、流司くんのことを「あの子はすごいよ」って話をしてくださったから、トップにいることの苦悩も含めて本人に話を聞いてみたかった。
仲良くなってからはだんだん真面目な話をするのが恥ずかしくなって聞いていないけど、入り口はそんな感じだったかな。
どれくらいで振りを覚えるの? 何公演だとつらくなる? とか、ね(笑)。
流司 確かに現場に入ってからはお芝居についてディベートはしていないよね。お芝居でキャッチボールして語り合えていたから。それよりもくだらない話ばっかりしていた気がする(笑)。
大樹 あとは撮影の合間に早押しクイズアプリにハマってた! 水平思考クイズ、流行ったよね?
流司 そうそう、やってた! 圧倒的に俺が強かった(笑)。
大樹 悔しいけどホントにそうなんだよな〜。そういえば僕、流司くんが出演している『ミュージカル「刀剣乱舞」加州清光 単騎出陣2018』のDVDを買って観たの。
流司 え、買ってくれたの? ありがとうございます!
大樹 僕らがグループでやるようなセットリストをたったひとりで歌って踊って、ノンストップで駆け抜けている映像を見たとき、これはもうかなわんぞ、と。
ドキュメンタリーも観たら、座長としての生き方もかっこよかった。僕にはないものをいっぱい持っている人だと思いました。