2021年にさらなる活躍が期待できるアーティスト10選

Eve

シンガーソングライター。2021年、最も活躍が楽しみなポップカルチャー最先端を駆け巡る表現者。『週刊少年ジャンプ』連載中『呪術廻戦』(芥見下々・著)原作によるTVアニメ『呪術廻戦』オープニング主題歌「廻廻奇譚」がYouTubeで2,900万再生を突破。米津玄師以降、過渡期であるシーンをひっくり返すのはEveしかいないだろう。

 

Reol


シンガーソングライター。すでにネットシーンでの知名度は高かったが、2020年、ReolはYouTubeでのフックアップやLINE CUBE SHIBUYAでの無観客ライブの成功を経てさらなる躍進を果たした。海外からの注目度も高く。セルフプロデュース力の高いクリエイティビィティ、卓越したボーカリゼーションに魅了されたリスナーは多い。

 

 

Siip


詳細不明。特定のイメージを持たない神出鬼没のファントム(幻影)表現者。作詞作曲、アレンジ、ボーカル、演奏、プロデュースを手がける、顔出ししない謎めいたシンガーソングクリエイター。2020年12月24日、初配信曲となる「Cuz I」をリリース。一度聴いたら頭から離れない圧倒的センスとリアリティーに注目すべき新しい才能だ。

 

 

Ado


シンガー。17歳最後の日である2020年10月23日、メジャーデビュー曲「うっせぇわ」にて毒っ気あるハイトーンボイスでシーンに衝撃を与えた。すでに同曲はYouTubeにて2,300万再生を突破。新たな才能は、ボカロ文化圏をこえてJ-POP〜ロックフェス文化圏にてアンテナを張っているミュージックラヴァーたちにも発見されつつある。

 

 

Vaundy


シンガーソングライター。現役大学生の20歳。新世代の表現者であり、作詞、作曲、アレンジを自ら手がけ、デザインや映像もディレクション、セルフプロデュースするマルチアーティスト。耳を捕らえ一聴でクセになる天性の声と、破格の才能を感じさせるジャンルに囚われない楽曲センスで、2021年必ずやシーンの中心となるアーティストだ。

 

 

りりあ。


シンガーソングライター。トイズファクトリーの新レーベル・VIAよりメジャーデビューが発表されたばかりの次世代表現者。TikTokでバズった「浮気されたけどまだ好きって曲。」の登場は衝撃的だった。顔出しをしないで、淡い明かりの下で弾き語りされる魔法めいた歌声の魅力。時代を鏡のように映し出す表現者として、要注目な逸材だ。

 

 

Who-ya Extended.


20歳のボーカリストWho-ya(フーヤ)を中心としたクリエーターズユニット。その正体は謎に包まれているが、TVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス 3』オープニングにフックアップされ、2019年11月メジャーデビュー。さらに、TVアニメ『呪術廻戦』第2クールのオープニングに新曲「VIVID VICE」が大抜擢。要注目の新人といえるだろう。

 

 

空白ごっこ


突如、ネットシーンに現れたクリエーターズバンド。“全曲神曲ばかり”とネットで騒がれた珠玉の作品たち。針原翼(HarryP)、koyori(電ポルP)による両極の楽曲パワー。せつなくもエモーショナルなセツコによる歌声の魅力。次世代を指し示す羅針盤へ光を射し、空白を埋める新しい音色が、緊迫した世の中へ向かって解き放たれていく。

 

 

PEOPLE1


メンバー編成や素顔など一切不明のバンド。唯一の窓口となるヒントはTwitterで垣間見れるゆるいキャラクター性。自らを“ピポイチ”と略していた(笑)。毎回楽曲のクオリティーが高く、新曲「113号室」では、ラップテイストな歌唱を繰り広げるなど才能を見せつけてくれる。YouTubeでの工夫を凝らした、アニメーションMVも見どころだ。

 

 

しなの椰惠


シンガーソングライター。健康優良不良少女であり、ライブハウスの屋根をぶっ飛ばすかのような圧巻のパフォーマンスにやられた。家庭環境、恋人との関係、大人との軋轢や葛藤といった題材を赤裸々に歌う、独自の視点から吐き出される言葉のパワー。しかし、著名フェスへの出演が決まりながらも続々中止に。彼女の才能を埋れさせてはいけない。

 

音楽コンシェルジュ。音楽とソーシャルグラフについて考える業。J-WAVE『TOKIO HOT100』、ナタリー、smart、BARFOUT!、MARQUEE、ミュージックマガジン、音楽主義、セブンスポット、誠ブログなどで書いたり喋ったり考えたり選曲したり呑んだりしてます。…アーティストのコンセプト&プロモーション・プランニング、ソーシャル関連のアドバイザーなどもいろいろ。趣味は、SNS、キネクト、TVドラマ、サッカー、お酒、レトロゲーム、ラジコン、昭和な呑み屋巡りなどなど。書籍『ソーシャルネットワーク革命がみるみるわかる本』〈ダイヤモンド社〉(2011)