幻想的なデュエットシーン。成功の秘訣はみんなでバスケ!?

百田夏菜子、尾上松也

── デュエット場面もありました。電話ボックスが登場するシーンはとても幻想的でしたが、松也さんは水を浴びていましたね。

松也 倉庫のようなスタジオに、セットを立て込んで撮影しました。

百田 最後に松也さんが電話ボックスを開けると、水がバシャ!と顔にかかって現実に戻るんですけど、1発で成功させないといけないので、緊張感がありましたよね。

松也 スタッフで事前に何回もテストをしたので、スタジオ内を何人もずぶ濡れの人が歩いてました(笑)。本番では、真正面から顔に水を受けましたが、なんとか1発で成功させました。

尾上松也

── 初共演ですが、デュエットというのは、仲良くなるきっかけになるものですか?

百田 仲良くなれたのはバスケットですよね。

松也 そうそう! 序盤に百田さんと踊り子さんたちが登場して、僕が不思議な世界に誘われていくシーンがあるんです。そこのリハーサルを、ロケ地近くの体育館でやった時に、せっかく体育館だし、百田さんもバスケ部だったということで、みんなでバスケをしたんです。フリースロー対決をして、負けた人がアイスクリームをおごることになって。

百田夏菜子

百田 私が勝ちました!

松也 あのとき、最初にバスケで仲良くなれたのはすごくよかったですね。

百田 それがあったから、デュエットも、よりやりやすかったのかもしれません。