そうですね。どういう方向性でやっていくか、まだ、演出家さんと話していないので、もしかしたら、ここから悩みの時期にまた入るかもしれないです。だけど今回は、

「きっとこの子は、こういう顔で、この台詞を言ってるんだろうな」

って、それこそ4コマ漫画みたいな感じで、私がやるルーシーの顔がすごく浮かんでくるんです。

「この台詞は笑って言ってそうだな」

「ここは怒って言ってそうだぞ」

「ここは真顔だ」

って、すごく想像させてもらえるので、今までの中でも演じやすい役かなって思っています。今のところは…、ですけどね(汗)

次の取材の時は、「前回言ってたことと全然違う!」って、言われちゃうかもしれませんが。

--本番に入る前に、もう1回インタビューの機会がありますよ。

あ! そのときに答え合わせできますね!

漫画やアニメが原作の役柄といえば、『王家の紋章』のキャロル役や、『TOKYO TRIBE』のスンミ役もそうだったけど、ルーシーは描写がまず違うというか…。

--キャロルも漫画の中のキャラクターで人間ですが、今回も人間といえば人間だけど…。

わかります。だって目が点なんだんだもん!

--(笑)

でもね、歌はすごく難しい!

--オリジナルの楽曲ですか?

はい! ミュージカルのオリジナル曲です。歌稽古が始まっていて、稽古中、歌唱指導の先生に何度も言われるんです。

「6人しかいないからね!」

って。舞台上には6人しかいないから、誰かに任せるなんて絶対に許されないし、もっと自分を強調して歌わないと、本当に消えていっちゃう。

「キャラとしてせっかく存在しているのに、自分の声が聞こえないのはもったいないよ」

って、現時点ですごく言われているので、気を使わずに一生懸命歌って練習してます(笑)

--ルーシーとしての声で歌うんですか?

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