本当にこれも、演出家さんとこれからどう作っていくかなんです。でも、ルーシーは特にキャラとして歌うことが多くて、それも「上手に歌わないで」って、すごく言われているんです。
自分の歌には、相変わらず全然自信がないから、今は音を取るのに必死なんですが、いつもなら、ミックスボイスだったり、裏声で歌ったりするところも、あえて地声でキンキンさせた声で歌うというか。
「上手に歌ったりしない方が、ルーシーのキャラとして成立するから」とか、「子供っぽさが出るから」って、言われたり。
私は元々、声にビブラートがかけられないから、そこを注意されることはないですが、ビブラートをかけるのが上手な方は、「ビブラートをなるべく抑えましょう」って言われています。皆、上手くなりたくて、ビブラートを練習するのに、今回はちょっと違うんです。
注意の仕方が他の作品と違うのは、年齢はだいたい7〜8歳くらいの子たちの話で、その子たちのキャラが確立されているからだと思います。
だからといって作り込みすぎて、わざと若々しくしているようなものを作りたいわけじゃなくて、わざと下手にしてるっていうのを作りたいわけじゃないんだけど…、テクニックの問題なんですよね。
というのは、唯一すでに演出家さんに言われていることで。
--また、それも難しそうですね。
そうなんですよね。
--今までにないですよね。ミュージカルだったら「こういう歌い方が上手」っていう歌い方がありますよね。
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[最終回]宮澤佐江「ミラチャイ☆」連載ー9年間のラスト。あのとき想像した未来の答え合わせ、これからの自分
あのとき想像していた未来の答え合わせと、舞台に立つ佐江ちゃんが今、感じている矛盾。その矛盾に向き合って導き出した、これからの自分の在り方とは? そして「ミラチャイ」と交わした最後の約束。2013年から続いた「ミラチャイ」連載のフィナーレです!
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[第59回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「撮影では、より自然な私を」&ミュージカル『キングアーサー』出演決定で聞く【3】
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[第58回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「いくつもの壁。ぶつかり、気づいた大切なこと」【2】
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[第57回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「今につながる、人との出会いと仕事」【1】
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[第56回]宮澤佐江、仕事・プライベートで訪れた旅での"出会い"と"出合い"(島根/小浜島 etc.)&「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせ
今回は、仕事やプライベートで訪れた旅のお話。昨年末に、お仕事で訪れた島根県。「初観戦ですっかりハマってしまった」という、Bリーグの素晴らしさを、自らもバスケ経験のある佐江ちゃんが、熱く語ってくれました。また、「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせがあります。