ありがとうございます! でも、私自身、シングルキャストが久しぶりなので…。
--確かにそうですね。
先日の朗読劇も、『ウエスト・サイド・ストーリー Season2』も、地球ゴージャスの『ZEROTOPIA』もダブルキャストだったので、今回は、自分がどうなるのかが想像できていないんです。(第35回)(第10回)(第45回)
演じる側でダブルキャストを好む人は、本当に数少ないんですが、私はダブルキャストがとてもありがたいと思っている数少ない人間のひとりなので(汗)。だから、そこは不安です。
--しかも今回は、出演者も6人だけと少ないですから。
そうなんです。
--あと、佐江ちゃんにとって、コロナの状況下での、稽古場での大変さもあるのかなと思います。
そうですね。稽古中もずっとマスクをしているので、息ができなくて苦しいし、マスクが下がってきたら上げなきゃいけなくて、気も散っちゃうし!
人間って、目に本当の表情が表れると思うから、マスクで隠れている部分があったとしても、「きっとこういう表情で会話してるんだろうな」って想像するけど…。
口が出ているか、出ていないかで、お芝居の見え方も雰囲気も変わるのを、今回、目の当たりにしています。
それは、出演している私たちよりも、演出家さんが一番大変だと思うんです。ゲネで初めて素顔でのお芝居を見て、「マスクの下は、そんな顔だったんだ!」って思われたら、ど、どうしよう…、みたいな不安があります(泣)
「への字口」をするシーンでは、マスクの下でへの字の口をしながら、「私、今、への字口をしてますよー」って、目で一生懸命表現していますけど…。それが正しい表現の仕方かわからないというか。
--日本人は、相手の「目」を見て、その人の気持ちを推し量ることが多いといっても、やはり口元の表情も大事ですよね。
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[最終回]宮澤佐江「ミラチャイ☆」連載ー9年間のラスト。あのとき想像した未来の答え合わせ、これからの自分
あのとき想像していた未来の答え合わせと、舞台に立つ佐江ちゃんが今、感じている矛盾。その矛盾に向き合って導き出した、これからの自分の在り方とは? そして「ミラチャイ」と交わした最後の約束。2013年から続いた「ミラチャイ」連載のフィナーレです!
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[第59回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「撮影では、より自然な私を」&ミュージカル『キングアーサー』出演決定で聞く【3】
連載9年間の最後の取材で、佐江ちゃんがお話してくれた内容を、今回と最終回となる次回でたっぷりお届けしていきます。今回はこれまでの撮影や、今楽しみにしていることについて。情報解禁となった『キングアーサー』に出演を決意したきっかけも聞きました!
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[第58回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「いくつもの壁。ぶつかり、気づいた大切なこと」【2】
2013年にスタートした「ミラチャイ」連載。今回は、佐江ちゃんが9年間の連載期間を通して“自分はここが成長したな”と、思うことを話してくれました。アイドル卒業後、まもなくして立ちはだかった壁を乗り越えながら、次第に気づいたとても大切なこととは?
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[第57回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「今につながる、人との出会いと仕事」【1】
ミラチャイ連載の9年間を振り返る1回目は、今に繋がるお仕事や、人との出会いに焦点をあてていきます。上海で活動できなかった時期を支えてくれた作品『クザリアーナの翼』や、地球ゴージャスさんへの思い。連載終了を発表した経緯についてもお話します。
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[第56回]宮澤佐江、仕事・プライベートで訪れた旅での"出会い"と"出合い"(島根/小浜島 etc.)&「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせ
今回は、仕事やプライベートで訪れた旅のお話。昨年末に、お仕事で訪れた島根県。「初観戦ですっかりハマってしまった」という、Bリーグの素晴らしさを、自らもバスケ経験のある佐江ちゃんが、熱く語ってくれました。また、「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせがあります。