『嵐の宿題くん』は、毎回ゲストを招き、そのゲストのイメージ、知りたいことなどを視聴者に対して「宿題」と称して募集し、それを基にトークを展開してゆく「視聴者参加型バラエティ」。嵐ひとりひとりのメンバーの個性がよく出た深夜番組だった。ウレぴあ総研調べ 拡大画像表示

またこの他にも、相葉は単独で『天才!志村どうぶつ園』レギュラーを’04年4月から8年以上にわたって務めている。何と言ってもゴールデンタイムの全国放送だ。

彼の体を張ったロケ魂、嵐というグループの名をここで知った一般視聴者も少なくない。シュールもほのぼのも、自分たちの魅力を見せてやろうというガッついた感じからは無縁。この水のような品の良さが時代の求めるものとマッチして、嵐はお茶の間の人気者に。ドラマとバラエティの相乗効果により、スターダムへの扉をノックしていく。

生でなかなか会えない嵐ファンが半数以上! 

チケット入手が困難だからか、コンサートに行った回数は0~3回が半数以上を超える。ウレぴあ総研調べ拡大画像表示

さて、ドラマで心惹かれ、バラエティでその奥深さにハマり、やがて楽曲を聴いて彼らの音楽性にも興味を抱いた人々が次に目指すのが生で嵐に会うこと、即ちライブだ。

しかしながら彼らが現在“チケットが取れないアーティスト”の代名詞であることは周知の通り。“これまでコンサート何回行った?”の設問では、0回~3回と答えたファンが半数を超えている。10,000人キャパのアリーナクラスの会場でライブを観られた'07年までが遠い夢のよう。