北村匠海との文化祭は今も印象に残っています
――『ジェイミー』は高校が舞台ですけど、高校生活の思い出といえば何が浮かびますか。
すごい人見知りで、全然友達とかもつくれなくて。同じ高校だった(DISH//のボーカルの)北村匠海とあともう1人の男友達の3人でずっと一緒に過ごしていました。
けど、高3の文化祭のときに、最後だから楽しまなきゃ損だろうってスイッチが入ってハジけたんですよ。
――ハジけたとは?
いろんな人と喋ったり、あとは思い出をつくろうって言って、今までは絶対やりたくないなと思っていた、体育館のステージで有志でダンスを踊るのを、匠海ともうひとりの男子と3人で出たり。
あと、これは完全に調子に乗っちゃった結果なんですけど、高3のときに、高1の教室がある廊下に行って、「メールアドレス教えるよ」みたいな感じで歩き回ったりしました(笑)。
――調子に乗ってた!(笑)
そうなんです、調子に乗ってたんです(笑)。
でもおかげで一気にいろんな人と友達になれましたし。その中には、今でもたまに連絡をとるくらい仲良くなれた友達もいるので、まあ良かったのかなと。
ずっと地味に生活していた中で唯一ハジけたのが高3の文化祭なんで、それは結構印象に残っていますね。
――では最後に、矢部さんが思う自分らしさってどんなものですか。
すごい難しいし、人それぞれだと思うんですけど、僕で言えば家の中にいるときが本当に素の矢部昌暉なんです。
この世界っていろな方が映像等を通して見て下さるから、家を一歩出た以上、素の矢部昌暉からいらないものを排除して、ファンの方が求める矢部昌暉像になるべく寄り添えるようにしたいなと思うところがあって。
ある種、矢部昌暉という役を演じているじゃないですけど、そういう感覚に近いんです。
それに引き換え、家の中の矢部昌暉は完全に別人。グータラしているし、いろいろな動画サイトをながら見しながら、ケータイいじってソファで横になっている。
そういう瞬間が自分らしいな〜って感じます。
――ちなみにYouTubeはよく何を観ていますか。
東海オンエアさんがすごく好きで、ずーっと観ています。それこそ舞台の稽古でちょっと疲れて帰ってたときとか。
逆に朝起きて、これから稽古頑張るぞというときに東海オンエアさんを観ると、単純に笑えるし、1日の終わりなら今日もお疲れ様、朝なら今日も頑張るぞって気持ちになるんですよね。
衣装協力/FACTOTUM 、JOHN SMEDLEY
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